■年末恒例の激務でヘロヘロになる。帰りの電車では本も読まず眠るわけでもなくじっと座っていた。■四方田犬彦『ラブレーの子供たち』新潮社を読了。 本書は、過去の書物を読むことと未知の料理を前にすることこそが人生の悦びであると信じる、ひとりの批評家…

■普段は日曜は休日なのだけれど今日は働いた。大晦日まで休みなし。やらなきゃならぬこと山ほどあり。■木曜日は世間はクリスマスイヴで盛り上がっていた（のか？）でしょうが、私はＫの誕生日を祝っていた。どこかに食事に行こうにもどうせクリスマスで混ん…

■日曜市は普段よりお客さんは少なかったものの、いつも以上の売上を記録。ありがたい。 ■そして今日は仕事前、見違えるほどきれいになった東小金井駅で下車し、もくもくと歩いて古道具屋「mild country」へ。この前の日曜市で久しぶりに会ったMRTRさんが参加…

■師走も半分を過ぎ、残りわずか。私に残された休日はあと二日しかないのだった。■貴重な休日の昨日木曜日は明るいうちに日曜市の準備を済まし、夕方に吉祥寺で散髪し、すっきりとした気分でＫと台湾料理屋で満腹になるまで食べる。牡蠣と葱の炒め物がおいし…

■すっかり寒くなるもまだまだだぞと週間予報の気温を見て気合を入れる。しかしこのところ風邪気味で鼻水が大量に流出する週明け。頭がぼうっとしている。■大竹伸朗『テレピン月日』晶文社を再読する。著者若き日のラッセルとの邂逅話は何度読んでもいい。ぎ…

■冷たい風が強く吹く夜。ビールを飲みながら、豆をかじりながら、Loren Mazzacane Connorsのアルバムに耳を傾ける。繊細なギターの音は寒々しく聴こえなくもないが、ろうそくの小さな灯りに手のひらをあてているような気分にもなる。Come Nightアーティスト:…

■昨日は一日雨だった。冬ってこんなに雨降るんだっけと思う。■実家の車に乗せてもらって阿佐ヶ谷の病院へ行き、祖母のお見舞い。思ったより元気そうでなにより。正月にはぜひ退院していてほしい。■うさぎやでどら焼き買って、実家の面々と別れＫと恵比寿へ。…

■どうにもこうにも12月。師走である。夕方、スーパーで買い物をして袋を提げて歩いているととても年末感が押し寄せてくる。■日曜日は午前中国立をふらふらしていた。電車に乗ろうと思って改札に向かおうとしたら開店前のユニオンに人が集っていてなにかとお…

■「群像」12月号掲載の保坂和志の小説「未明の闘争」連載二回目を読む前に、前月号を引っ張り出して行きの電車で第一回を再読し、帰りの電車で第二回を読む。■よく休憩中に行く立ち食いそば屋の太った青年は口調も柔らかく丁寧なのだけれどなにか作業をして…

■そういえば先週の木曜日に冷蔵庫が届いた。新しい冷蔵庫は自動製氷機能があるから冷凍室を開けると氷がざくざくと転がっていて贅沢な気持ちになる。夏場ハイボールでお世話になったウイスキー、寒くなって飲むのをやめていたが、最近ではロックか水割りで飲…

■先日の日曜市はいい天気陽気でいつにも増してたくさんの人手。本の売上も上々でありがたい。ふらりと通りかかった方がまとめ買いをしてくれたり、おすすめを聞かれソレを買ってもらったり、手応えのある商いだった。 ■市後は市仲間のＮちゃんとＫと初めての…

■明日はニチニチ日曜市。今週は雨多くもやもやとした日々を過ごしたが、晴れるとの予報。晴天を満喫したいと思う。版画家のオバタクミさんがゲスト出店。明日が暖かい日であるように祈る夜。「未来講師めぐる」を観て笑いビール。残るは最終話だけとなって残…

■それにしても更新が滞ってしまう今年は。どうしたんだろう。■以前から評判はいろんなところで読み聞きしていたもののなかなか聴く機会がなかったSAKEROCKのCDを、メンバーの星野源が出演しているドラマ「未来講師めぐる」を録画したのを借りて夢中になって…

■サツマイモが入ったスープを食べる朝と夜。あたたまる。■新聞のテレビ欄はほとんど見ない。タモリとさまぁ〜ずの番組の曜日と時間は大体頭に入っているし、何か面白そうな番組があればＫが教えてくれる。水曜日、何気なくぼーっとテレビ欄を眺めていたら、…

■明日から国立は年に一度の天下市。人でいっぱいになるでしょう。そんななかニチニチにて日曜市とは別の「11月1ニチ市」が開催。私はその場にはいませんが、古本泡山も出店します。

■朝、Ｋの実家から宅急便が届く。箱の中には大量の自然薯。とろろご飯が楽しみでならない。同梱の新聞の全面広告は東京湾上空から東京を一望したパノラマ地図。これはおもしろい。そしてマジックで書かれた「必見」の文字ににんまり。 ■Ｋの妹一家と弟が上京…

■休日。すっかり寒くなってしまって今年初のマフラーを巻きＫと昼過ぎに出かける。途中吉祥寺で発売したばかりの豊田道倫with昆虫キッズ『ABCD』を買い（タワレコにはなくてユニオンで）浅草橋駅へ。古いビルを眺めながらフラフラと歩けば、年に一度のお楽し…

■日曜市はいつものように盛況。古本泡山はぼちぼち。去年の十月は最高売上を更新したので張り切っていたが、そこまではいかずちょっと拍子抜け。いい陽気でビールを飲んだらとても眠くなって困った。■夜はＫと近所なのにすっかりご無沙汰して一年ぶりとなっ…

■最近中央線のあの鈍いオレンジ色の旧車両に乗ることが多い。今頻繁に走らせているのか、たまたま当たっているのかどういうことなのだろう。■加藤和彦の死のニュースを知り驚く。つい二三日前にソロアルバム『スーパー・ガス』を久しぶりに引っ張り出して聴…

■「群像」11月号の表紙を見て興奮。「新連載『未明の闘争』保坂和志」の文字。ついに、と心がざわつく。待ちに待っていた保坂和志の小説だ。決して長くない８ページを舐めるようにじっくりと読む。「群像」を毎月買うことになるのだな。ずっと惰性気味で買っ…

■昨日は台風直撃という予報だったので一日家に篭っていろいろやろうと考えていたものの、昼前にはもう台風一過の晴れで急遽吉祥寺の美容院に予約の電話。ふだんよりもお客は少なく時間に余裕があったのだろう。マッサージをいつもより長く施してもらい完全に…

■週間予報は雨ばかりのなか貴重な晴れの日曜日。Ｋの実家から大量の落花生が送られてきて狂喜乱舞する心持ち。Ｋに茹でてもらいジップロックにたくさん詰めて、武満による「どですかでん」のテーマ曲をリピート再生しながら向かうは都立大学駅。午後二時から…

■ミュージックマガジンを立ち読みするとき、真っ先に読むのは松山晋也の連載「目かくしプレイ」。音楽家であるゲストに作品名を伏せて音楽を聴かせ反応をみるという内容。それらをまとめた本を最近読んでいたら、何回か倉地久美夫のＣＤをゲストに聴かせてい…

■朝、シャツをズボンに入れて出かけるは祖父の三回忌。高尾から京王線に乗り換えて山田駅。中央線八王子駅を過ぎるとリュックサックを背負った高尾山行きと思しき人々だらけだ。■「線香を忘れる」など恒例の小トラブルが発生するもおだやかにながれる法事、…

■世間は連休。私は普段どおり仕事へでかけ帰る日々。■日曜日は気持ちよく晴れ渡った空の下、ニチニチ日曜市。連休中だからかいつも以上のお客さんであっという間に時間が経ったのだった。以前よく来ていてたくさん買ってくれるお客さんが久々にやってきて、…

■とても涼しい夜。カツ丼を食べる。 ■明日はニチニチ日曜市。ストール屋さんが行商にやってくる模様。器のくまがいのぞみさんは休みです。古本泡山はこんなチラシを配ろうと思う。 本を販売する機会は現在月一回、日曜市でだけだけれど、これからのことを考…

■午前中から中央線に乗り古本屋をめぐり、昼過ぎには帰ってきて日曜市の準備をし夜になり秋刀魚を食べてテレビを観てまた準備の続きをする木曜日。■最近はクレイジーケンバンドの「せぷてんばあ」と荒井由美の「晩夏」ばかり聴いている。この時期になんとわ…

■とてもひさしぶりの更新。■バリ旅行から帰ってきて体調を崩していた。帰国した30日は涼しく次の日は台風。そのせいか知らないが風邪をひいていた。それで一週間もくもくと仕事。バリ旅行についてはいずれ書くかもしれないし書かないかもしれない。東京に帰…

■職場で立派な松茸をもらう。帰り道、妙にそわそわした。■帰ってＫに松茸ご飯にしてもらう。部屋にいい香りが充満。おかずなしでパクパク食べる。 ■今日で８連勤も終了。明日から日曜日までバリ島はウブドに行ってくる。持って行く本は佐々木敦『ニッポンの…

■いつも昼に仕事に出掛けるので９時とか10時に起床していたのだけれど、最近は朝８時台に起きるようにしていて、余裕のある朝を過ごしている。その時間でこの夏休民話を更新できればいいのだけれど、そうもいかない。なんでだろう。書こうと思ったことがあっ…