■どうにもこうにも12月。師走である。夕方、スーパーで買い物をして袋を提げて歩いているととても年末感が押し寄せてくる。

■日曜日は午前中国立をふらふらしていた。電車に乗ろうと思って改札に向かおうとしたら開店前のユニオンに人が集っていてなにかとおもって近づくと100円セールの張り紙。店員たちが懸命にレコードが詰まった段ボール箱を店先に並べているところだった。待っている人々はまだ開始時間になっていないのでそれらに触れることはないが、互いに牽制しあいながら目で物色している。11時になり店員が開始を告げると皆一心不乱にレコードを一枚一枚順々に持ち上げて見ては落としのあの動作をハイスピードで繰り返し、ある者は開始5分も経っていないのに段ボールいっぱいに入れたレコードを指差し「これ取り置きで!」と叫んでいた。私はそんな光景がおかしくて眺めてばかりでレコードは買えなかった。

■日曜夜は近所の市仲間のWちゃんが我が家にやってきてタイ風鍋を食し酒を飲み、亀田対内藤の試合を見守り、SAKEROCKのDVDを鑑賞したり、あっという間に夜は更けていった。

■そういえば木曜日に立川で午前10時から(!)『THIS IS IT』を鑑賞。マイケルに関しては今まで積極的に聴いたことはなかったのだが、とても興味深く観た。純粋さが滲み出ていて、それゆえのいびつさも感じられて、やっぱりなあ…という感想。そして歌とダンスに素直に感動。


■一日中、キースジャレットとトリスターノを繰り返し聴いていた。トリスターノに不穏なものを感じ興奮していたら、ローレン・マザケイン・コナーズを聴きたくなった。

鬼才トリスターノ

鬼才トリスターノ