■「群像」12月号掲載の保坂和志の小説「未明の闘争」連載二回目を読む前に、前月号を引っ張り出して行きの電車で第一回を再読し、帰りの電車で第二回を読む。

■よく休憩中に行く立ち食いそば屋の太った青年は口調も柔らかく丁寧なのだけれどなにか作業をしているとそれだけに集中してしまって周りが見えなくなるのか、食券を置くときにそばかうどんか伝えるために「そばで!」とひと声かけるといつも反応はなく、すこしたってから「お客さん、そばですかうどんですか?」と聞いてくるのでいつもすこし苛つく。食べてる最中も新しい客が入ってきてまた同じ一連のやり取りが始まると思うと気が気ではない。

■帰宅して焼きうどんを食べながら、テレビで「勝手に観光協会」、そしてAMラジオで「ウィークエンドシャッフル」。笑い続けた。みうらじゅんと安斉肇がロケ先で子供たちに「ビートルズだ」と騒がれ写真を撮られていた。そして、「ありえないお店を目指す店」がキャッチフレーズの立ち食いそば屋「いわもとQ」がとても気になるというか食べてみたい。