2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

どですかでん

■木曜日。細々とした用事をすませ、午後三時過ぎ、国立駅からバスに乗り府中まで出て京王線に乗って芦花公園駅へ線路と交差する駅前の道を行き世田谷文学館へ。花森安治と「暮しの手帖」展が開催中だ。それっぽいかわいらしい女の子がちらほら。「暮しの手帖…

スイミング・プール

■夜、自宅でフランソワ・オゾン監督『スイミング・プール』を観る。フィクションの怖さ、というか、自由な様を最後にまざまざと見せ付けられる。意表を付かれ「やられた!」という感じだ。重たいバッグを担いできて、ところで、何が入っているのだろうとバッ…

大雨

■夜、強く雨が降った。桜のことを想った。今、桜が咲いているらしい。「らしい」というのはまだこの目で確認していないからである。いくつか花見のお誘いがあったのだが行けず、いまだ今年の桜にお目にかかっていない。そういえばこの日記を始めたのはちょう…

笑ってしまう

■何度も目を覚まし何度も眠るが続かない。そんなこんなの目覚めは最悪で、ぼんやりとしたまま布団から出る。■昼過ぎ、今日も例によって競馬へ。まったく当たらず、財布の中身もなくなるし帰ろうか、引き際が肝心だなどと思案したものの最終レースの出馬表を…

東京ステーションホテル

■東京ステーションホテルが営業を休止するということを聞きつけて、昨日、東京駅に行った。なかに入ると時間が止まっているかのような感覚に陥る。床に敷かれたじゅうたんの感触がこれほど心地良く感じたことは今までなかった。「それほど」の場所だった。東…

トニー

■荻窪ブックで数冊買う。それは帰り道。雨が降っていた。しっかり傘を持って出掛けたから濡れずにすんだ。出掛ける時に降っていなければ傘を持っていくことはしないことがモットーのわたくしですが、今日は何だか持って出た。役に立って嬉しい。 ■帰って、貰…

書こうと思うが

■久しぶりにこの日記を書こうと思うが、うまくいくだろうか。「うまくいく」とはなんだかよくわからない言い回しではある。とにかく書く気が起こらないのだ。でも、とにかく書く。簡単に書く。「書く」とは言うもののこれは(キーを)「打つ」と言うほうが正…

くしゃみが止まらない私の日記

■ああ、もう、うーん、何を書こうか。ただの購書日記になりそうである。 ■水曜、木曜と夜は居酒屋で酒を飲んでいた。木曜はその前にカレー食った。吉祥寺のカレー屋「リトルスパイス」で大好物のブナを食べた。レバーと砂肝が入った濃厚なルーのインドカレー…

ここ数日のあれこれ

■ここ数日のあれこれを書こう。 ■12日。誕生日を迎える。XからパティシエであるXの弟特製の誕生日ケーキをいただく。チョコベースのバナナとナッツが入ったケーキ。注文したわけではないのに僕の大好きなものばかりで作ってくれた。嬉しい。■昼過ぎ、競…

神谷バー

■酔っ払いで帰宅。大きな封筒が届いていて、何かと思って送り主を確認すると筑摩書房から。封筒の真ん中に小さく一言「例のちくま文庫できました」とあり、おもしろい。そう、非売品の『ちくま文庫解説傑作選』に応募していたのだった。突然のうれしいお出迎…

ソレとわかるアレ

■電車の中、明らかにソレとわかるアレを頭にのせているおじさんがいて、ウトウトと頭を上下に振っていてそれはそれは冷や冷やした。それにしても、明らかにソレとわかるおじさんは意外と多いもので悲しい気分になる。もっとうまくやって欲しいが、自分でわか…

■竹中直人は好きな俳優なのだけど、最近政府広報のCMに出ているのを観てなんだかやるせない気持ちになる。 ■帰り道、国立駅前の11時までやっている新刊書店で新潮社の広報誌『波』三月号をもらってくる。今回は福田和也と「週刊新潮」編集長の早川清によ…

暖かい一日

■昨夜は酔っ払って普段より三時間ほど早い午前二時頃寝付いたのだが、今朝は早く起きられず。早く寝れば早く起きられるということではないみたいだ。とくにこの季節いくらでも眠れる。 ■本日、帰りの中央線の中、隣に座る男がずっと鼻水をズルズルと鳴らして…

負け

■昼過ぎ、府中競馬場へ。今日は暖かく日向ぼっこしながら新聞とにらめっこ。だが、まったく当たらず。久しぶりの大負け。 ■ふらりふらりと府中市街地に出て古本屋を廻るが何もなし。それにしても久しぶりの府中。ここで友人2人と待ち合わせていた。ふたりと…

■昨日映画を観てあらためて思ったのは、それにしても宮崎あおいはかわいい、ということ。■あの、ちっちゃな鼻がタマラナイ。 ■天気予報を参考にして晴れているなか傘を持って出掛けたけれど、未使用で帰宅。やっぱりな。 ■右目の下瞼が痛い。少し腫れている…

神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや

■昨夜、トニー・ガトリフ監督の『ラッチョ・ドローム』をうっとりしながら観る。ジプシーたちの歌と踊りが詰まった作品。生活の一部、身体の一部である演奏や踊りを行う彼らの顔は嬉しそうでありながら、どこか厳しい。やはり政治的なことを考えざるを得ない…