竹中直人は好きな俳優なのだけど、最近政府広報のCMに出ているのを観てなんだかやるせない気持ちになる。


■帰り道、国立駅前の11時までやっている新刊書店で新潮社の広報誌『波』三月号をもらってくる。今回は福田和也と「週刊新潮」編集長の早川清による[「週刊新潮」創刊五十周年記念特別対談]と坪内祐三中原昌也『名もなき孤児たちの墓』の書評が載っている。豪華だ。あと、ひそかに森達也の連載「東京番外地」も毎回楽しみにしている。坪内さんの「私は中原昌也の複雑骨折を支持する」という言葉に胸躍る。僕も中原昌也の「退屈を直視し、きちんと文章化する(引用)」真面目さにとても好感を持っているからだ。


■国立ブックでお買い物。いまさらという感じだが東浩紀存在論的、郵便的 ジャックデリダについて』新潮社、アイザック・ディネーセン『アフリカの日々』晶文社水木しげる『ねぼけ人生』、田村隆一『インド酔夢行』集英社文庫を均一で。最後の一冊は持っているが、インド旅行帰りの友人にあげようと思って買った。


■目がとても痒い。これを花粉症と云う。