awayama2007-11-08

■悪夢でうなされ寝ぼけ眼で起きて歌曲創作。久しぶりに手にしたギターを鳴らしうなる。なんとかかたがつき、西武線に乗って所沢の古本まつりへ。途方に暮れるほど広い会場で期待半分、半ば途方に暮れながら隅から隅まで本を物色。金井美恵子『単語集』筑摩書房をちょっと汚れがあるが格安で手に入れ気分良い。文庫でもあまり見ないこの本。ハードカバーのは初めて見たなあ。他にも収穫多々あり。帰り道、手にかかる重さが嬉しい。


■夕方来客。Hさん。創作した曲はHさんに頼まれたものだった。聴かせ、託す。ほうれん草と豚肉の簡単な鍋でもてなす。岸野雄一氏のDVDなど観てあれこれ浮いた話など聞きあっという間に帰る時間。家にひとが来ると家の空気が変わる。帰ったあとの余韻もおもしろく好ましい。今夜はハートランドと白ワインが宴の友。



■昨日大阪の友人から包みが届く。シャカシャカと音をたてるそれは何かと思って開けると彼女のふるさとの秋田の新米。なんとも嬉しいお届けものではないか。東京生まれであるわたしはそういうおくりものができないので羨ましい。

ひらいて また閉じて 浮かんで 消えていく
飛行機の 投げキッス よろめいて ひざをすりむく
ひとのからだに触れて 迷いこんだ 路地裏
許して 男の子 まちがいは 誰でもある
ひとの生き死にを背に 走り去っていくがいい
広がる世界の 果てはもう…

品がいいと言われて 悪い気はしないけど
ひとを見る目がないわ あなたの目は節穴
ヒントをひとつあげる 私たちの正体
許して 神様 もうがまん 出来ないわ
ひざまずいておねがい わたしたちのからだを
取り戻したい だけなのに…
ひとの生き死にを背に 走り去っていくがいい
広がる世界の 果てはもう…