■空気がまとわりつきべたべたするような湿気。気持ちが悪い。


■昨日は休日だったが、出かけたのは、昼に駅前のパン屋へ行ったのと、夜にまた駅前をふらついて回転寿司に行ったくらいであとはずっと家にいた。エアコンを今年初めてつけてみる。除湿。


■家にいて何をしていたかといえば、たとえば創作をしていた。とりあえず4枚ほど書いて行き詰って、あとはいろんな本をパラパラやっているうちにいつのまにかビールを飲んでいた。『楢山節考』を再読したら忘れていた細部がいろいろあって初読の時のような感銘を受けた。深沢さんの小説はいわゆる私小説的なものとは違うなまなましさがあって、そこが実にいい。田中小実昌の初期短編集『上陸』河出文庫なども読む。