のんびりを欲していた

■午前中、重い腰を上げ部屋の片付け。段ボールふたつ空にした。

■午後3時、久しぶりに自転車に乗る。ベランダに置いてあった折りたたみ自転車を組み立てて、初めての道を行き、初めての古本屋。仕入れ。


■自転車を漕いだせいか腹がへって団子を買って帰宅。みたらしときなこ。あっという間に食べる。


■夕方、電車に乗って荻窪、吉祥寺で本の仕入れ。なかなかの収穫、荷が重くなり、早々に帰路へ。近所の気になっていた中華屋で晩飯を、と昼間から楽しみにしていたのだが、行ってみたら定休日。あまりに思いがけないことだったので、他の店のことが考えられず、結局、スーパーでジャンキーな惣菜を買って自宅で麦酒と共に、日本シリーズを観ながらひとりで食べる。たまにはこういう侘しい食事もいい。そんな状況が後押ししたのか知らないが、日本シリーズ、日ハムが勝って金村とヒルマン監督がハグしているところを観て落涙。いきなり来たなあ。自分でもびっくり。


■それで気分がよくなってなんとなく夜の近所を徘徊散歩。うーんこんなのんびりとした休日は久しぶり。



■今日は出歩いている最中、CDウォークマンを携えて音楽をよく聴いた。自転車を乗りながらの小沢健二はいつまでも走っていたい気分になり、本を探しながらのドルフィーは集中力が増し、ほろ酔いで夜の散歩をしながらのヨ・ラ・テンゴは闇が鮮やかに見えた。