雨の音

■外の雨の音がいつの間にか小さくなっている。窓から外を確認していないがどうなのだろう。雨の音とは、雨が家屋や地面や植物に当たって発生する音なのだが、そのぽつぽつという音を聴きながら床につくのは悪くない。いや、好きといっても良い。で、起きる頃にはやんでいれば尚良い。あ、今また雨が強くなってきた。ぽつぽつという音がザーっという音に変わった。この音の中にいると包まれてる感じがする。心落ち着きよく眠れることだろう。


小島信夫熱が覚めやらぬ本日は2002年の『新潮』掲載の小島信夫堀江敏幸の対談を読む。読んでいるうちに「これは小説ではないか…」という思いが頭を過ぎるが、もちろんそうではない。ただ、作者が思いを巡らせたことや身の回りで起こったこと、そしてそれらに対する思考の過程が詰まっている『残光』を読んだ直後なので小島氏の発言がその流れの中で響いてきたということだ。


■『文學界』三月号を購入し、先ずは小谷野敦の連載エッセーを読む。

■国立ブックで青土社の『シネアスト1/ヒッチコック特集』を買う。寄稿者が豪華。