汗ばむ

■今日は暖かかった。動き回っていた汗ばむ。このところ、いわゆる日本の文豪と呼ばれる作家の作品を読み込もうと思っていて『痴人の愛』に引き続き、谷崎潤一郎『刺青・秘密』新潮文庫を読み終える。七つの短編が所収されていて、一番おもしろく読んだのは自伝的作品といわれる「異端者の悲しみ」。それにしても谷崎の文章は流れるような語り口でまるで落語のようだ。当時の風俗についても語っているし。


■帰り道、吉祥寺ブックで須賀敦子『本に読まれて』を買う。


■さて、フィギアでも観るか。