虫歯

■昨日から歯の痛みが激しくとうとう歯医者に行くことを決意。痛みで眠りが浅く、寝惚け眼でふらふらと近所の歯医者へ。久しぶりでとても緊張し小刻みに震えた。助手のおねえさんに「だいじょうぶですかあ」とニコッと励まされ何とか気を取り戻す。どっと疲れたが、神経を取り痛みがなくなりさっそうと病院を出ると、そういえば口の端から左の頬にかけて感覚がない。麻酔がまだ効いている。少しうつむき加減で歩く。それにしても今日は暖かい。Xと聖蹟桜ヶ丘にバスに乗って行き、多摩川の土手でパンと珈琲、思いつきでフリスビーを買い求めてたくさん放り、少し汗をかき、久しぶりに肉体的な疲れを感じ、すっきりとした気分に。


■ついでに聖蹟桜ヶ丘のブックといとうに寄る。ブックでは何も買えず、いとうでは高橋源一郎『一億三千万人のための小説教室』岩波新書を買う。高橋源一郎の小説についてはあまり興味を持てず、読んだことはないが、文學界で連載中の「ニッポンの小説」という小説論に触れて気になっていた。高橋源一郎といえばむかし実家のマンションのひとつ上の階に住んでいた。あの時の奥さんは誰だったろうか?


■国立までまたバスに乗って戻り、駅前のM書房で阿部昭『短編小説礼賛』岩波新書を買う。

■今日は新書を2冊買った。最近パラパラと読んでいる坪内祐三新書百冊』の影響で新書の棚を熱心に見るようになった。けっこういろいろおもしろそうなものがあるのね。開拓したては新たな発見があり楽しい。

■駅前のさえない食堂でカツ丼。なぜかカツ丼食べたくなった。そういうことってあると思う。カツの衣がべちゃっとしていなくてサクサクしていた。意外と美味しくほっとした。