競馬

■朝、目を覚ましたがまだ眠たい。普通ならもう一眠りというところなのだけど、今日は競馬開催日ということで気になって、落ち着いていられないので無理やり起き出す。あんぱんを口に放り込み、中央線で一駅、武蔵野線で一駅乗り継いで、東京競馬場へ。風は冷たいが陽は暖かい。なるべく日向を探して佇む。馬券の調子は悪くなかったが、後半当たらず、早く切り上げておけば…、と悔やまれる。最終的にちょっとマイナスという結果はつまらないものだ。なんだか酷く無駄な時間を過ごしたような気がするのだった。負けてもそれなりに楽しいときはあるが、今日はずるずると後半惰性で馬券を買っていたことが思い返すとつまらぬことだったように思うのだ。


■夕方、あまりにも寒く、暖をとるためドトールで一服。その時いた店員三人が一様にやる気があるのかないのかわからない何ともいえないゆったりとした空気を醸し出していて、すっかりその三人の動きを目で追うことに夢中になる。