忘年会

はてなのアンテナに僕のこの日記を登録している方が1人増えた。ひそかに嬉しい。

■しかし、どんな人がこの拙い日記を読んでくれているのか。


■昼間立川ウインズに籠もり馬券買い。大負け。まったく困ったものだ。


■吉祥寺に出ていつものF書店で文芸誌最新号を二つ購入。『文學界』と『新潮』。『群像』の新年号に新作を発表している舞城王太郎が『新潮』にも新作を発表している。他には三島賞を受賞した『六〇〇〇度の愛』(意外?に面白かった)の作者の鹿島田真希の新作や僕と同世代の作家だがまだ読んだことのない島本理生の作品も載っている。『文學界』 の特集はロラン・バルト。まずは小谷野敦の連載を読んで巻頭の小島信夫のエセーに取り掛かる。小島信夫は当たり前だが確かに小島信夫で嬉しくなって読む。そんなことを思わせるくらいにとても独特の文体を持っている書き手はなかないるものじゃない。


■新宿で同い年の連中と忘年会と称して集まって飲む。相変わらずの感じで、それがとても心地良かった。

■新宿に久しぶりに行った。待ち合わせの時間まで余裕があったのでタワレコでマドンナの新譜を視聴して盛り上がったり、初めて行ったジュンク堂で時間をつぶした。ジュンク堂には彷書月刊のバックナンバーが揃っていてついつい立ち読み、他にもなかなか豊富な品揃えでなかなか出られなかった。詩集のコーナーをうろうろしていたら佐々木敦らしき人が熱心に本を選んでいて何を買うのだろう探り気味に視線をそちらに向けていたのだがわからなかった。先日古本屋で買った谷沢永一『完本 紙つぶて』の「自作自注最終版」がつい最近刊行されていて初めて手にとって中を見ようとしたのだがなかなか函から出なくてあきらめてしまう。