きらきらアフロ

■壊れたテレビを色々な方向から叩いてみる。底を叩くと良く映るようになることが判明。傾けてボカッとやることが僕の日常に加わった。

鶴瓶とオセロの松島のトーク番組『きらきらアフロ』がおもしろい。ただ単に2人でとりとめのない話をする番組で、そのてらいのない構成は潔くて、変に「狙って」いないのが良いし、何よりもその2人の話がおもしろい。でどんな話かと言うと…とここで書いてもまあ到底その面白さを伝えられるもんじゃない。で、気づいたのは、鶴瓶はじつはとても動きで「笑い」をとっているということ。

■2人でひたすら喋るという企画で思い出すのは、昔『笑っていいとも!』にさんまが出ていた時のタモリとひたすら喋るコーナー。真ん中にポツンと小さい丸テーブルが置いてあって、その上に線を引いたりして、タモリが暴走するさんまに向かって「この線から出るな!」と叫んでる場面を思い出す。たしかあれは金曜日だったような気がする。


■風呂上り、真っ裸で食器を洗う。素っ裸なのに手しか濡らしていないというのはとても奇妙な気分。


金井美恵子の小説デビュー作の短編『愛の生活』を読む。若さゆえの挑発が感じられて、やはり今とはだいぶ違うな。センテンスは短いし。読んでいる最中、ゴダールの『勝手にしやがれ』が頭に浮かぶ。