穴

■今、掃除を終えた。帰宅後急に掃除欲がムクムクと湧き上がり、部屋のいたる所に山積みにされた本を片付けてパソコンの位置を変えたりした。

■パンツ一丁でやった。今夜は暑いよ。

■夜中に突発的に掃除をすることが多い。

■こんな本があったのかと新たな発見があったり。
深沢七郎と色川武大と荒木経惟の本が多いなあ。

■今朝夢を見た。僕は手袋をはめた手で羽ばたくと自由に飛べる。試合中のサッカー場、観客席のいい場所を探して飛び回っていた。気持ちよかったけれど、もっと遠くに飛んで行けばよかった。ずっとずっと遠くへ。
子供の頃も時々空を飛べる夢を見たけれど、毎回真っ暗な穴に吸い込まれて目が覚める悪夢だった。今回はそれがなくてすごく安心した。あの穴を思い出すだけでぞっとする。どんなに気持ちよく飛んでいようとも抵抗しようとも目にしたとたん必ず吸い込まれてしまう。

■いつも文章の先頭につかっているこの黒い四角が、その穴に見えてきた。

□はあ、こうすればだいじょうぶだ。