お知らせ
え〜、今まで閲覧者の方々がコメントできない設定になってたようで書き込もうとした方(いるのか?・笑)、申し訳ありません。
これからは大丈夫だと思うので気軽に書き込んでみてくださいませ。
なんでも結構ですよ。本文に沿ってなくても。
美味しいお菓子の情報、まつげの長さ、穿いてるパンツの色、河童の目撃談、…などなど。
早速、河童様本人が書き込んでくれたようです(前日の欄)。河童様は色的に山手線がお似合いだと思います。
バイトに向かう途中の中央線の車内、髪を真っ赤に染めて、耳、瞼、鼻、唇に沢山のピアスをして、ミニスカートの下ボロボロの黒い網タイツを穿いた、ものすごくかわいい二十歳そこそこの女の子が向かいに座っておりまして、それはもう本なんて読んでる場合ではありませんでした。
良く晴れた午後。陽の光が存分に注ぎ込んでいるガラガラの車内にその女の子が端にちょこんと座ってメイルをしている。
その異物感。
彼女は誰にメイルをしているのだろうか?絵文字は使うのだろうか?これからどこに行くのだろうか?ディズニーランドでキャッキャするのだろうか?
彼女は、顔をしかめながら携帯を閉じて、ウトウトし始め、いつに間にか寝てしまった。
僕は彼女が目的の駅で降りれますようにと強く念じながら西荻窪で降りた。
けれど今になって、寝過ごしてしまって慌てている姿もきっと良いだろうなと思うのだ。
新潮4月号掲載の金井美恵子『ジャニー・ギター』を読む。
なかなか句点に辿り着かない流れるような文体は、心地よくも、じっくり味わいたいからむやみに流されぬよう踏ん張ってゆっくり読もうとする。
贅沢な読書。
とか言ったりなんかして。