プリンター

休日。久しぶりに7時間睡眠可能。
阿佐田哲也のギャンブルに関する文章(主に麻雀、競輪についてですが)の影響で競馬に行く。久しぶり。意気揚々と立川ウィンズに入るも、がっくり肩を落として出てくることとなった。一時期毎週のように行っていたことがあって、その当時いつも同じ場所にいつもの恰好で座っていたオヤジたちが変わらずに佇んでいて、なんだかとってもしみじみと嬉しかった。
その後、吸い込まれるようにブックオフへ。立川店は初めてで掘り出し物を期待し探検したが特になし。店自体も小さくて本の量が少なくがっかり。文庫100円コーナーで伊藤整『女性に関する十二章』*1大竹昭子『バリの魂、バリの夢』*2川上弘美『蛇を踏む』*3を購入。まあこんなものか。
ふと思い立って、ビックカメラにて前から欲しかったスキャナ一体型のプリンターを購入。給料日の直後は財布の紐が緩くなる、という定説は永遠なり。嗚呼。
夜は府中に出向き友人と焼き鳥。同じ話がグルグル。彼女は精神的な病気を抱えていて時々会っては話を聞くことにしている。最初は言葉を慎重に選んで会話しようとするが、段々と、酒のせいもあろう、どうでも良くなって、気の赴くままに話すと、こっちのほうが断然良い。元気だった頃を知っているだけにその頃の感じがちらりと顔を出したりして、懐かしくもあり、ほっとする。

帰宅後、レンタルした富樫森監督の『ごめん』*4を鑑賞。大友良英氏が音楽をやっているとのことで借りてみた。小学生の男の子の性の目覚めと初恋を描いた映画で、その主人公の男の子がなかなかいい味を出してて入り込んで観てしまった。小学校高学年の時の初めて味わうあのムズムズした感覚(笑)を久々に思い出してニヤニヤしながら。

*1:

*2:

*3:

蛇を踏む (文春文庫)

蛇を踏む (文春文庫)

*4:

ごめん [VHS]

ごめん [VHS]