■今日は雨が降りそうで降らなくて、空気が重たくて苦しかったが、仕事から帰る時間にザーッと来た。もうちょっと早く降ればいいのにとひとりごちて帰宅。ロールキャベツとチーズケーキに癒される深夜。ウイスキーを舐めて眠ろう。白州のロックがやけにうまい。

■いつだったか、友人に私が変わったという意味のことを言われた。たしかにそうかもしれない。でもそうでもないという思いもある。複雑な心境で受け止める。


■先週の週末は妻の従兄の結婚式に出席するため静岡に行っていた。雨のなか、傘をにぎやかに咲かせ、本殿に向かう光景が美しかった。場所は久能山東照宮。礼服の人々がロープウェイに詰め込まれているのがおかしかった。式が始まると、原因不明(もしかして親知らず?)の頭痛が治まった。二年前の谷保天満宮で行った私たちの式を思い出し、神社における不思議な効用(高揚)を思い出す。披露宴では、最初の和傘を正面に開いての登場、最後のそれぞれの挨拶がとくに印象に残っている。ふたつ涙をながした。堅すぎず、緩すぎず、つねにユーモアがただよっていて、いい時間だった。

■静岡には二泊三日。親戚一同集まり酒を飲むなかに私がいることの不思議さ嬉しさがこみ上げてくる。妻と出会ったことで一つ輪が増えたのだと実感した。

空豆が山のように出てきたときは狂喜乱舞の心地で、手がとまらなかった。数を気にせず空豆を頬張る贅沢よ。