■とてもひさしぶりの更新。今までで一番の間が空いてしまったのかもしれない。記しておきたいことはあった。いろいろと考えること、やることにふりまわされて、おざなりになってしまった。

■いつかは吉祥寺の飲み屋の奥の小あがりでふたりの友人とちゃぶ台をかこみ、誕生日を祝ってもらった。いつかは友人たちが我が家に遊びに来た。話すのはやはり震災にかんすること。多くの意見をかわし、情報を共有することが大事だと痛感する。お互いに知らないことがある。そして、会って話すのがいいんだよなあ。

■妻の実家や親戚がいる静岡の浜岡原発が止まりそうで、ほっとする。とてもうれしい。そのニュースを知ったとき手をたたいて喜んだ。


■私には関係のないゴールデンウィークが終わる。

■本部屋の雨戸を開け、窓を開け、光を風を通す。講談社学芸文庫ばかりおさめた棚のまえに座り、りんごジュースを飲みながら、ユニオンに売る予定のCDをパソコンに入れている。待っている時間が手持ち無沙汰で、ひさしぶりにこれを更新しようと思い立った。

■ユニオンといえば子供の頃からお世話になっていた国立店が立川に移転した。駅前の再開発が理由らしい。今まで買ったCDやレコードの半数以上はこの店のものだった。ほとんどCDを買わなくなった最近も、駅前をふらつけば、なんとなく店に入り、なんとなく棚を物色し、なんとなく一枚買ったりしていた。この時間が好きだったのに、とてもさびしい。