■仕事で埃をいっぱいかぶる。鼻うがいをしようとおもう。


高田渡『バーボン・ストリート・ブルース』ちくま文庫を読み終える。意外にもまっとうなひとなのだなという印象。金子光晴との逸話がよかった。高田が金子に詩を使わせてくれと頼んだときの金子の言葉。

「今度、この歌を歌わさせていただきたいんですけど」
「どうぞどうぞ。出てしまえばウンコションベンですから、どうにでも利用してください。出てくるまでが大変なんですけどね」

山本善行『関西赤貧古本道』新潮新書も読了。品切れではないと思うのだが、これはここ一ヶ月くらい古本屋で新潮新書が並んでいると55番はないかなーといつもいつも探していたのだけれどなかなかなくておかしいなーと唸っていたら、「パン屋 tOki dOki」の近所の大量に本があって倉庫みたいなブックステーションでみつけたのだった。とにかく古本屋を巡り均一本を漁りまくりたくなるので、大変困る本だ。すばらしい。

バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫)

バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫)

関西赤貧古本道 (新潮新書)

関西赤貧古本道 (新潮新書)