■昨日の深夜、Kが酔っ払って転んで血を流して帰ってくる。心配しつつ叱る。それで気が昂ぶってなかなか寝付かれず今日は久しぶりに昼過ぎまで寝ていた。起きて大量のスパゲッティーを食べて、徹子の部屋の追悼特集を観ながら珈琲。自転車で古本屋行くも何も買わず、豆大福買って帰宅。チェットベイカーと緑茶と豆大福の午後三時過ぎ。とても良い気分だった。


■夕方新宿へ。タワレコへエレベーターで上がり豊田道倫の昨日発売の新作『しあわせのイメージ』へまっしぐら。買って階段の踊り場でガサゴソ包装破ってCD取り出してCDウォークマンに装着。早速聴く。こういうことやるの豊田氏のアルバムくらいだよな。新しいアルバムが出るといつも氏の近況を聞く思いで聴いている。しかしそこで歌われるのは単なる身辺雑記という風でもなく、嘘くささと生々しさが同居している不思議な音楽に仕上がっている。命懸けの、というと大げさだけれど、そういう覚悟を持って本当のことを、嘘を、歌っているように感じる。なんというか、豊田道倫がつくる音楽とその人に思い入れがあって良いとか悪いとかそういう問題じゃなくなってきてるようであれだけれども、まあそうなんだからしょうがないじゃないかという思いだ。とても遠ざかる時期はあるのだけれど決して目は離せない。最近はあまり行っていないけれどもコンサートに友人と、恋人と、ひとりで、ほんとうによく行った。今回のアルバム、一聴して2000年のアルバム『愛情』に近い気がした。知っている人にしかわからないけれども。

しあわせのイメージ

しあわせのイメージ




■友人のMとAに私が提供した曲をギターを私が弾きふたりが歌うという練習をカラオケボックスで敢行。カラオケボックスに素面で入るのが変な感じ。練習の合間に歌唱。ビールを飲みながら。


■それからMさん、Kちゃんも加わって靖国通り沿いのタイレストランでタイ風しゃぶしゃぶ。実に美味しかった。隣のテーブルの外国人客のテンションに少々押され気味ながらも、私たちはたくさんおしゃべりをした。