■真っ暗な中、何者かに液体をかけられなんとか声を絞り出した「ヒーヒー」という自分の声で目が覚める。嫌な夢を見た。汗だくだった。


■それにしても暑い。暑いのは好きだ。でももう少しカラリとしてくれれば言うことはない。昨日も蒸し蒸しした暑さだった。気分転換に小金井公園に自転車で行く。折りたたみ自転車は長く乗っていると尻が痛くなり、タオルを敷いたりした。小金井公園に入ると木々で日が遮られているためとても涼しく、ビールでも飲みながらのんびり読書でもしようかと思ったがすぐに雨が降ってきたのだった。それでも青年たちはサッカーを続けている。初々しいカップルはベンチに座り話し続けている。葉が茂り雨がほとんど落ちていないところで雨宿りしながら、それらを眺める。雨が止んで、二本目のビールとカラーボールを買ってきてKとキャッチボール。いろいろな変化球を試みる。



■公園を去り木を基調とした内装の古めかしい喫茶店「くすの木」へ。狭苦しくない適度な広さと静けさがとてもいい。珈琲の味も気に入った。吹き抜けになった二階部分が気持ち良かった。



■帰り道にあった中華屋で五目そばを食べて帰宅。ソファに転がりナイター中継をうつらうつら眺めるという至福の時間を味わったあと、ジャームッシュの『ストレンジャーパラダイス』を鑑賞。競走馬の名を言っていて突然小津の作品名になっているところが痛快。まあそれは細かいところでカメラワークというかフレーミングの美しさにも魅了されたわけだけど、やっぱり細かいところに見られるある種の面白味、ユーモアっていうのは大切だなと思う。