高校野球

■昨夜は大いにビールを飲んだ。朝までごくごくとやっていた。それはまあいつものことなんだけれども、二人お供がいたから余計ビールも進む。途中でなくなって、みんなでサンダルをつっかけて買出し散歩に出たりして、良い(酔い)気分に拍車がかかる。

■Xの手料理をつまみながら明るくなるまで脱落することなく飲み続けた。祝いの宴でもあったのでエビスを久しぶりに買ったら、やっぱり別格。旨い。

■肉体労働のあとはビールが旨いんだよね、と云うXの話にうんうんと頷き、最近おっさんたちに混じって肉体労働をしたいという欲望が芽生えていることを語った。とにかく肉体を思いっきり疲れさせたいのだ。


■数時間眠り、弟が出場する高校野球の予選を観に行く。


■弟が野球をしている姿を観るのは久しぶり。彼が小学生だったとき以来だろうか。汗をだらだら流しながら選手たちの一挙手一投足に釘付けになる。普段の生活では触れられない、とても純粋な精神がそこにはあった。自分でも驚くくらい夢中になって応援し、山場では拳を握り、胃を痛めた。そういう試合展開であった。1点リードされて9回裏、逆転サヨナラ満塁ホームランで幕切れだった。こんなに夢中になって応援し、狂喜したことがあっただろうかと思うほどの有様だった。


■それにしてもすごい試合だった。逆転サヨナラ満塁ホームランなんてそう観れるもんじゃない。


■その後はそのまま親戚一同で食事。今夜もビールを流し込む。汗をかいた後のビールは旨いという定説が確固たるものであることを実感する。