祐天寺

■ひょんなことから祐天寺に行く。初めて降り立つ町。どこかわくわくする。駅周辺を歩いていると、テレビによく紹介されている機関車がカレーを運んでくる店を発見。車掌の格好をしている主人がいるあの店だ。中には入らなかったが外観に見惚れて、少しの間、道に立ち尽くした。テレビで見たときよりも実物のほうが強烈な存在感を放っていて吸い込まれそうになったが、仕事があるためなんとか踏み止まった。

■古本屋は見つからなかった。

■駅前の公衆便所、切羽詰って焦って中に駆け込むと見慣れぬ赤を基調とした内装。おや、と首を傾げながら周りを見回すとスモールビジネス用の便器が無い。女性用であった。慌てて反対側へ走る。誰かに見られなくて良かった。


■帰り道。蒸しますなあ、と力ない声で呟きながらXとビールを3杯たいらげる。


■珍しく行き帰りとCDを聴く。第一期スパンクハッピーの『Freak Smile』。