井の頭公園

■休日。昨夜はなかなか眠れず、朝方明るくなってきて、陽が出ていたのでこのまま起きていようかと思案したけれどゴロゴロしていたらいつの間にか就寝。目を覚ますと昼で、ものすごく暑くてガバッと起き上がり、ザッと窓を開ける。予報通り洗濯日和。張り切って洗濯機を動かす。

■今日は菊地成孔大友良英トークショウ。時間がないので珈琲も淹れず朝食も摂らずグレープフルーツジュースを一気飲みして新宿タワーレコードへ。2人が一緒にいるのを拝見するのは去年の東大の授業以来だ。観客が投げかけた「最近聴いているジャズの作品は何ですか?」というシンプル極まりない質問の回答が聞けて良かった。


タワレコで念願の深沢七郎のギター独奏集を購入。2003年にCD化されたもの。録音は73年。「楢山節」が入っている。


■新宿に来たもうひとつの狙い、西口広場で開催される古本祭りは明日からだった…。準備中の会場を呆然と見つめる。本を運ぶために入れる段ボール箱、みかんの箱が多い。あれは何だろう?

■珈琲が残り少なく、補充するためにカルディーに寄りたいので吉祥寺で降りる。
とりあえずビール。昼間っからビール。暑い日でした。井の頭公園で、実に健やかな歌を健やかに合唱している若者たちに向かって屁をひりながら飲む。

■ブック(改装して文庫・単行本コーナーが二階に上がっていた)で野口晴哉『風邪の効用』、川上弘美『溺レる』(解説が種村季弘!)。ユニオン・ジャズ館を流してトボトボとH書店へむかっているところ、バンドマンの奇人Xさんに遭遇。ヒマだということで一緒に古本を漁る。夏目漱石硝子戸の中』、田村隆一『詩人の旅』を購入。新潮文庫漱石の文庫、あれみんな安野光雅の装丁だねえ。そういえば。

■「さっき、でビール飲んだ」と告げるとXさん羨ましそうな顔をしたのでまた行くことに。でん六豆をつまみながらビール。ジョアン・ジルベルトの奇行と素晴らしさについて言葉をかわす。

■そして帰路へ。実家に寄る。


■あ、珈琲買うの忘れた。