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■昨日は休日。いつもは2時3時ころにやっと外出するが、昼前に家を出て渋谷へ。電車の中はリクルートスーツを着た学生風の男と女が多い。そんな中に混じって昼間から映画館に行く心地の良さ、そして悪さがとてもいい。シネマヴェーラでマキノ雅弘の二本立てを観に行く。『待って居た男』は中盤からエノケンが出てきてからが良かった。ぱっと花咲くようにスクリーンが活き活きとしてきた。「待ってました!」と声を出さず発した。『次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊』は若き日の森繁久弥の独壇場。いい。
■気分良く渋谷をあとにする。中野、荻窪、吉祥寺、の古本屋を回る。S書店で荒川洋治『世に出ないことば』を買えたのが嬉しかった。
- 作者: 荒川洋治
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2005/09/21
- メディア: 単行本
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