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■一部で話題のちくま文庫の新刊、塩山芳明『出版業界最底辺日記』読了。もっともっと読みたいと思うが読み終えてシマッタ。ま、まだ連載は続行しているが。著者はエロ漫画編集者。その世界に疎いわたしだが、それでも面白く読んだのは、全編を覆う皮肉に満ちた辛辣な物言いが同感できるものであり、笑いを禁じ得ないものだからだ。その矛先は様々な文化人、大企業、役所に向けられるとますます鋭くなり、読んでいて気持ちよくならないわけがない。読書日記としても秀逸。その正統的な(?)読書に意表を突かれた。



■昨日、午前、吉祥寺で月一古本屋のはんこの注文したあとF書店の店頭均一で気になっていた野呂邦暢の『猟銃』集英社を拾う。夕食後、まずは表題作を読む。