■昨日業者によって雑草を刈られさっぱりした庭を見て、なにかさびしさを感じ、ぼんやりする。

■新宿から歩いて、東京オペラシティアートギャラリーへ。「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」展。開催を知ってから行きたいとは思っていたものの足が向かなかったのだが、「たのしい写真」を読んで行くことに決めたのだった。写真というものが孕む「虚」と「実」のあいまいさを示すいい展示だった。「ドキュメンタリー」という言葉、と称される作品の意味について考える。本のテーマであった

photographは「写真」じゃない。〈真を写す〉だけじゃない―。

という言葉が響く。
そして過去のホンマの仕事をまとめた冊子を見たときの「あったねー」というなつかしさ。

■帰って、WEBSHOPの作業。夜、縁台を軒下に設置。これで外で飲めるぞ。夏よやって来い。今日は来てたね。夕食は炒飯とコロッケ。飯沢耕太郎『写真美術館へようこそ』を読み終えたので、ベンヤミンの『図説 写真小史』を本部屋の奥底からひっぱり出す。