■休日は宴で過ごす今日この頃。「良いお年を!」を何度も発す。クリスマスも過ぎてまさに年末年始感で気分が盛り上がる。いまから正月三が日が過ぎたときの脱力感がおそろしいが、それもまた恒例行事だ。

■昨日の昼間は妻からメモを渡され自転車を飛ばし買い物へ。細々としたものをいくつも店をまわって買い集め、バックのなかが一杯になって帰ってくるこの感覚、まさに年末という感じで高揚した。

■そんな買い物の最中にふと寄った古本屋の安値の本が並ぶ外のワゴンに、なんと高橋悠治の『カフカ 夜の時間』晶文社を見つけて狂喜。もちろん自分用。

■帰ってきて大掃除の一環としてガラスを磨いたりしてるうちに夕方。Sちゃん、KちゃんとKと今年最後の来訪になるであろうニチニチで飲む。さっぱり朝が弱い私に朝の素晴らしさを語る早起きたち。今年一年を振り返るというような話には大抵ならない忘年会。皆たくさん食べ、たくさん飲み、いろいろなはなしをした。そして杯を重ねるにつれ、このメンバーだと大抵、他のテーブルを観察し、何者か何の集まりか予想しあうことになる。誕生日当日のKちゃんにケーキを贈る。ロウソクの火を吹き消すのが羨ましかった。世界を転々として帰ってきたSちゃんは今度は北海道の余市へ。来れなかったMを加えた、20代前半になにかとよく集まって飲んだこのメンバーがまた揃うのはいつになるだろうか。

■ニチニチスタッフとも今年最後の挨拶を交わす。ほんとうに今年もお世話になりましたという念を込めて「良いお年を!」。