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■いつのまにか師走が迫っているのだった。年末までの休日が主に宴の予定で徐々に埋まっていき年末感が増してゆく今日この頃。
■21日のニチニチ日曜市はいつものように盛況であった。日曜市に持っていく本の量がどんどん増えていっていたのだけれど最近は減らすように心がけていて、「あれもこれも」という感じではなく「この一冊この一冊」という初心に帰るような気持ちで選んでいる。
■日曜市のあとはKと市メンバーのWちゃんと3人で自転車を飛ばしてネパール料理屋へ。初めての店に入るときのあの緊張感ががらんとした店内でさらに増幅するも、サモサやモモやカレーやナンなどどれも美味しく、ビールを何度もおかわりし、それはもう大満足の宴で、なぜだかいつのまにか話題は都市伝説的なものになり、帰り道、わざわざ遠回りして某団体の施設を確認しに行くことに…。
■新しい「en-taxi」を買えば、あっというまにほとんどの記事を読んでしまう。今号も抜群におもしろかった。大衆受けするような内容ではないのにここまで続いているのがすごいと思う。なくならないでと切に願う。連載「角川句会手帖」のゲストは近田春夫。「焼き鳥でかまわないかと念を押し」「探せどもカード失せたり古ジャケツ」「ほうづえをついて熱燗ぬるくなり」という句がとてもらしくて良かった。音楽家は俳句に向いているんじゃないか。リズムとブルース。以前この句会に参加した菊地成孔の句もとても良かった。
en-taxi No.31 (Winter 2010) (ODAIBA MOOK)
- 作者: 坪内祐三,福田和也,リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2010/11/18
- メディア: 単行本
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