■仕事でミスをしぐったりと帰宅。ポテトサラダが待っていて救われる。「雨トーク」の「ポテトサラダ芸人」の回はすばらしかったなあ。


■日曜日、武蔵小金井からバスに乗って、府中の森美術館へ。車内で見知らぬおばさんに気さくに話しかけられ、遠まわしに髭を伸ばしていることを批判される。「歌川国芳 奇と笑いの木版画」展。会場に入るとものすごい人出で順路に沿って列ができていたので、じっくりと見るのはあきらめて、列の隙をついて覗いてはすたすたと会場内を歩きまわる見物方法で堪能。大胆な構図に驚くこと多々。そしてよく言うことだが浮世絵は実物を見ると色の深み、微妙な色合いがはっきりと感じられて感嘆する。本などで見るのとはまったく違う。

■公園内をソフトクリームをかじりながら散策。いい季節になったものだ。府中駅前の和食屋で親戚一同集まって会食。端に座って周りは普段よく会っている近親者ばかりだったからかおとなしく瓶ビールをぐいぐい飲み続けた。酔っ払って夜はうとうとしながらナイター中継。最近民放では時間延長しないのがほとんどらしく、いいところで中継終了し腹がたつ。しかし延長することで腹がたつ人の方が多いのだろうきっと。

四方田犬彦の『ラブレーの子供たち』で取り上げられ気になっていた、シュレンドルフ監督『ブリキの太鼓』をDVDで鑑賞。海から引き上げられた牛(?)の頭から鰻がたくさん出てくるところとか、魚を貪り食うシーンとか、グロテスクな映像に心奪われた。妻はヘルツォークの『神に選ばれし無敵の男』と『小人の饗宴』が混ざった映画みたいと言った。