■昨日は夕方立川でパスポートの申請。受付のおばさんがお役所仕事的な振る舞いではなくて意外だった。

■その後中華街(立川にもあるのです。デパートの1フロアだけだけども)でボリュームがあってしかも安い定食がたくさんあり感嘆し迷い、坦々麺と餃子のセットと瓶ビールで食事を済ませ、映画館へ。

■客席はガラガラだったのにチケットが指定席制だからか、皆真ん中に固まって木村大作監督『劔岳 点の記』を鑑賞。ドラマチックになりそうなところでドラマチックにならず、そこが良かった。モロ師岡の赤ら顔が妙に印象に残っている。浅野忠信はもちろんいい。


■本日夕方YJからメイル。「スタジオボイス休刊だって」と一行。私は昨日MRTRさんのブログを読んでその事実を知り、びっくりし、最近はあまり買っていなかったので大きなことは言えないが、残念だと思ったのだった。今年の五月号「特集・ミニマルミュージック ミニマルの奥義」が面白そうで久しぶりに買ったらやっぱり面白くって、編集長も変わって新連載も始まり新たな期待を抱いていたのに。

スタジオボイスにはいろんなことを教わった。毎号買っていた時期はないけれど、音楽と本関係の特集のものを中心に新刊でもしくは古本屋で買い漁り、今でも捨てずにとってある。細かい字でびっしりと埋め尽くされたレヴューを夢中になって読んではそのレコードをCDを欲しくなったものだ。岸野雄一湯浅学の名を意識したきっかけもスタジオボイスではなかったか。2000年7月号「特集・narcotic psychedelia」と1997年8月号「特集・Greatest Records」はとくに熟読したなあ。