■日曜市は今月も晴天の下いつも以上に盛況の様相を呈した。ひさしぶりに持っていったものがよく売れうれしい。「時と場合」という言葉を思う。思いきって安い値をつけたものがすぐに売れ少し悔しい。そりゃ売れるに越したことはないのだけれど。行列がなくなってすぐのタイミングのいいときに、Kの従兄の家族も来てくれて、結婚式以来でなんとなくうれしはずかしいのだった。

■日曜市はいい陽気のなかの開催だったのに私は毎回真冬でも飲んでいるビールを飲まずじまいであったのは前日の夜中38度5分の熱があったから。土曜日、朝から寒気がしておかしいなと思っていたら、胃腸の調子が悪くなり飯をほとんど食えず頭がぼうっとしてきて仕事を早退し、ほうほうのていで家にたどり着き、「よし風邪だ風邪だ風邪祭りだ」と自分を鼓舞し、汗を思い切りかいてやると張りきって、足湯をし、しっかり厚着をし、布団に入る。異常に暑くなかなか寝付かれずヒーヒー言いつつも少し楽しんで、何度も汗をかいては着替えて水分補給を繰り返し、まるでスポーツをやったかのような爽快な朝、とは行かなかったけれども一晩で37度くらいまで熱を下げてやりまだまだ自分もやるなあと思った。とはいうもののまだまだ微熱はあるわけで本調子とはいかなかった日曜市。ビールはなしにした。


■そして今はもうすっかり風邪は抜けて(「治って」ではない)体は軽くなって、いい気分でビールを飲んでいる。あんなにキリンがが好きだったのに、最近家ではサッポロ黒ラベルばかり飲んでいる。