■今日は涼しい。すっかり秋である。窓から入ってくる夜風が麦酒で火照ったおでこを冷やしてくれる。


■昨日の日曜市は雨の中にもかかわらずたくさんのお客さんが来てくれた。ありがたい。普段よりも絵本が売れず、読み物がよく売れた。読書の秋ということか。雨天のため子供連れのお客さんが少なかったせいもあるかもしれない。天候や気配を考慮して当日に持っていくものを決めればいいがなかなかそうもいかないのがむつかしい。マッチ箱もぽつぽつといいものから売れていった。やはりみなさん見る目が高い。写真撮っておけばよかったなあ。

■日曜市のあとはすっかり脱力し、少しソファ寝して、ナイター中継観ながら麦酒片手に鳥の唐揚げを頬ばる至福のときを堪能。そしてなにか「きびしさ」があるものを読みたいなと思い手にとったのは洲之内徹の『人魚を見た人』新潮社。


■あ、あと「新潮」八月号掲載の東浩紀ファントム、クォンタム」第二回を読んだが、はやくもついていけなさそうな感じになってしまった。