■鰹の刺身食べて、ビールをのんきに飲んでいる午前一時。明日は早起きしなければならない。といっても、八時なのだから多くの人はそれを早起きとは言わないだろう。


■明日はニチニチ日曜市。カレーパンのトサカンムリフーズとお菓子屋ゆるひはお休みとなりますが、雑穀クラッカーの太陽堂が参加してくれます。いつもの絵本や食エッセイなどに加え、三、四十年前の日本のマッチ箱を持っていこうと思う。

■最近、この日記の更新が滞っている。とくに忙しいわけでもない。もう暑さのせいにもできない。なんでだろう。日々遭遇する出来事や考え事はそりゃたくさんあり、これは書こうとは思うものの、なかなか書きだせないため時間が経ち、まあいいかという風になってしまう。

■最近読んだ本では川本三郎の『マイ・バック・ページ』河出文庫が面白かった。六十年代後半から七十年代前半にかけての私的なメモワール。もちろんその時代ならではの「運動」が密接に関わってくる。川本三郎もやはり政治青年だったのだ。しかし音楽青年でもあるし映画青年でもあった。けっして感傷的になりすぎず、あの時代を得意気に語る様子もなく、卑下することもなく、フラットに綴る筆致がなんとも気持ちよかった。