■この前の日曜日の日曜市、無事に終えることができたように思う。混雑がなるべくやわらぐようにお客さんにはならんでもらった。なにか対応に不足がなかったか気が気でないが、とくに苦言を呈されることもなく、よかった。二時間ほど経ち客足が落ち着いてからも商品がちゃんと残っていて(みんながんばって以前より多く作っているのだ)、後半ふらりと来たお客さんも買い物を楽しんでいただけたと思う。本もたくさん売れた。ありがたい。


■そして今日も日曜市のための本を求めて、とはいっても自分で読みたいと欲しいと思う本しか日曜市には持って行かないのでその境界線はきわめて曖昧ではあるのだが、立川の古本市へ。ローカル感ただようフロム中武というデパートは、空調の調子がいまひとつで湿っぽく少し暑くて、わたしはへとへとになってしまったが、ましょうがないよねと許してしまう。いいものがみつかった。今度の日曜市での反応が楽しみである。


■先日録画したNHKの「芸術劇場」、遊園地再生事業団の『ニュータウン入口』を観る。去年の夏、シアタートラムで観たときの手触りとは違う。それはやはり新たに映像が付け加えられ、編集が施されまた別の作品としてできあがっていたからだろう。去年のシアタートラムでの興奮がよみがえり楽しんだが、会場で買い求めた台本をひっぱり出しちらちら見ながら観ていると、カットされた部分がよくわかり、もったいないなとついおもってしまうことがあった。しかしそういう鑑賞態度は反省すべきだったと今思う。舞台とは別のまた新たな映像作品なのだから、まっさらな状態でもういちど観よう。番組の最後には青山真治宮沢章夫の対談が収録されていて、もっと聞きたいと思うほど興味深く、そして青山監督の『サッド ヴァケイション』をまだ観ていないじゃないかとDVDをレンタルして今日の夕暮れ前から観た。「血縁」というものの「どうしようもなさ」と「どうでもよさ(変な言葉か?)」がどちらとも感じられるのがいい。最後まで私は石田えり演ずる間宮千代子に対して良い感情は持たなかったが、それはどうなのだろう?とかいろいろ考えることは多い。そしてあの素晴らしすぎるラストシーンはおまけみたいなものだけどやっぱり良かった。


■朝、照り焼きチキンサンド、コーンパン。夜、水餃子。

■夜でも窓を開けておいて寒くなくなって、うれしい。夜風にあたるとタバコをすいたくなる。