awayama2007-08-11

■枝豆茹でてビール注いで熱々の豆を口に押し込みながらビールをごくりとやり、久しぶりに冷酒を一杯やり、またビールでしめる夜。なんだか酔っ払ってしまった。このところエアコンフル稼働で過ごしていたが体調悪くなり、今日はエアコンのリモコンに手を伸ばさず扇風機で暑気をしのぐ。小島信夫『残光』新潮社を買う。雑誌「新潮」初出時に読了済みだがこれから幾度となく読みたくなることだろうと思って買った。酒を飲みながら、あとがきを読んで、本文のほうを開くと瞬く間に世界に引き込まれ読み耽ってしまった。その「世界」というのはきっと「圧倒的な世界観!」と謳われる種類ものではないだろう。それは私の生きる世界と地続きに響くものだろう。だからといって親近感が湧くかというとそれは違って小島信夫という作家が呼吸していた空気は当たり前だけれど小島信夫だけのものでその特有の空気がみなぎる氏の小説は語りかけてくるようでもあり実は私をはぐらかし突き放しているようにも思え興奮するのだった。


■ついにアマゾンに手を出してしまった。先日注文したデレクベイリーの『Ballads』が届いた。


■先日、今どこにいるのかわからない友人になんとなくメイルを送ったが返事がなく、途方に暮れていたところニュージーランドから手紙が届く。私がメイルを送った三日前に彼が送った手紙だった。タイミングが良い。テレパシーということについて考える。