■また更新が滞ってしまった。


■木曜日。眼鏡を新調した。あまり変わっていないので会う人は気づかないだろう。私はそういう他人の変化に敏感なほうではない。会ってしばらくしてから、あ、そういえば…、と気づくがそのときはもう言うタイミングを逸してしまった気分に陥り、そのままに何も言わず終いだったりする。いざ言ってみると、実は勘違いで何も変わっていなかったりでむずかしい。


■昨夜のタモリ倶楽部を観た人は興奮しただろう。私はあまりにも突然で呆気にとられてしまった。「空耳アワー」でジャンパーが出たのだ。確かにおもしろかったが、誰もがまあTシャツだろうなと思っていたにちがいない。手ぬぐいが銅メダル、耳かきが銀メダル、Tシャツが金メダル、ジャンパーはその上のメダルだ。それはもう渡されることのないメダルだと思っていたのだった。しかしまあ、いままでジャンパーが出たことはあっただろうが、憶えていないなあ。


田中小実昌『自動巻時計の一日』を読了。作者が「あとがき」で題名をなしにしてくれと編集者に「しつこく」頼んだと書いているように、これは短く要約できるようないわゆるストーリーなどのないとても語り難い小説だ。とりとめのないその内容は、まさに読んでいる最中に「読む」歓びを感じさせてくれる。