■久しぶりに「日記を書く」をクリック。


■特に何をしているわけではなかった。いつもよりは酒宴が多かったかもしれない。いそがしいことはなかったが、それなりにいろいろなことをした。日曜市用の本の仕入れに熱心になっていたが、なかなかうまくいかないものだ。なにかあたらしい企画を模索しているが次回は実現しそうもない。しかし次回五月二十日の日曜市は二周年記念ということで、それぞれの店舗がエコバックを十枚用意し買い物してくれた方に先着で配ることになっている。欲しい人は早めに来ていただくほうがよろしいかと思われます。僕らのはともかく、他の方々のは期待大です。そのバック作りに今日は取り掛かった。昼カレーを食べてから嵐が落ち着くまで、家で作業。

今回はジャンク古雑貨のお店も参加。賑やかに二周年を迎えます!


■夕方雨が止んだのを見計らって外に出る。そこいらを散歩。古本を二冊。見つけてうれしい『チェーホフ全集4』ちくま文庫と、早く読みたい古今亭志ん生『なめくじ艦隊』ちくま文庫。CDを一枚。The Penguin Cafe Orchestra『Music From the Penguin Cafe』。今、聴いている。チェロの音はいいなあ。優雅な心地。こってりとんこつラーメンを食べたあととは思えない。

Music from the Penguin

Music from the Penguin


■はまると抜け出せないyoutubeで今朝起きぬけにジョナサンにメロメロ。


■本を買っている。読んでいる。最近は坪内祐三文庫本を狙え!』をつまみ読みした後通読。いわゆる書評本だが発表順に並んでいるので週刊誌連載らしいドライブ感が損なわれていないのがいい。当時の新刊文庫本を扱っているので、その連載時期(90年代後半)の書店の空気を味わうことができて愉しい。嵐山光三郎『桃仙人』の回では、作中のオヤカタ(深沢七郎)に最後まで絶交されなかったミズシロさんというのが石和鷹という作家だと言うことを知った。へぇ、と思ったその翌日、古本屋で石和鷹『野分酒場』福武文庫をみつける。なんというタイミングだろう。今まではそこにあっても目に入らなかったのかもしれない。坪ちゃんの本を読むと本に対する視界が広がるのだ。だから『文庫本を狙え!』を読んでいる最中はいろんな本に浮気しつまみ読みしてはまた戻って読み進めるといった具合だった。川本三郎『日本すみずみ紀行』や武田百合子『日日雑記』などを本棚から掘り出す。