はいっ!

■備忘録程度にとりあえず書こう。

■日をさかのぼる。



■9月27日水曜日。吉祥寺「一圓」で野菜ラーメンを急いで食べて口の中をヒリヒリさせながら(猫舌)青山へ。大谷能生氏のレクチャー「持ってゆくうた、置いてゆくうた」。今回は色川武大a.k.a阿佐田哲也がテーマ。色川が愛した軽薄で幸福な音楽たちを聴きまくる。色川がこれらの音楽をなぜ愛して止まなかったのか考えているとちょっと切なくなってくるが、じんわりといい気持ちになった。ちくま文庫の『歌えば天国 ジャズソング』を持って行って良かった。


■28日木曜日。昼間、日曜市用の本の買出し。夜、KとMと新宿シアターpooの豊田道倫月例コンサート。久しぶりのシアターpoo。前に来たのは友人2人とここでボロボロに酔っ払った時か。2年前?それ以前は豊田さんのpooでのコンサートには足繁く通っていたので並々ならぬ思い入れがあり、入った瞬間、おおこの匂いだ…と感激。しかしよーく店内を見回すと壁紙が張り直されているしトイレも改装されてとてもきれいになっていた。何だか寂しさも味わう。ここのトイレはタンクに水が溜まるのが遅くて不便だったがそういうのが何となく良かったりしたんだ。やっぱり豊田さんの歌をpooで聴くというのはやっぱり特別で贅沢。いつまでもやってほしい。以前通っていたときからの常連で顔見知りの方と会釈。ずうっと通っている人は少なくなったようだ。知らない顔が増えていた。終了後吉祥寺一休でMの新しい(!)カノジョも加えて飲む。麦酒ばかり。


■1日日曜日。早稲田へ。青空古本市。でも青空じゃなかった。雨で文庫の棚が見れなくてがっくり。高田馬場荻窪を廻って数冊。日曜市用の仕入れ。夜、実家の面々とKと焼肉会食。そのあとKとふたりでニチニチ。たくさん飲む。そして、焼肉後なのに食べる。砂肝の醤油煮は絶品。いつも来ると注文する。


■これぐらいか。


■最近いろんな本を平行して読んでいる。足穂、田中小実昌殿山泰司。それぞれ、電車の中、晩酌中、眠る前、と分けている。他に、新しいen-taxiもちょこちょこと読んでいる。大竹伸朗の特集が嬉しい。とうとう今年一番楽しみにしていた大竹伸朗「全景」展が14日幕を開ける。

■新しい家で新しいテーブルで晩酌することが今の歓び。今夜の肴は里芋の煮っころがしとたたき牛蒡のきんぴら。里芋は先日「ためしてガッテン」で旨そうなそれを観て涎を垂らしていたのでKがたくさん作ってくれた。「ためしてガッテン」で説明の際に使う模型は具体的で驚異的。おもしろい。


■そして今夜もタモリ倶楽部を観たのだった。もう金曜日か…。