酩酊

■休日。12時頃起床。雨がとても強く降っていて、なかなか外に出る気にならない。スープを作って遅い朝ごはんとし、雨が弱くなったところを見計らって出掛ける。国立ブックでお買い物。澤田隆治『決定版 私説コメディアン史』ちくま文庫町田康『きれぎれ』文春文庫を買う。


■いつもの駅前タリーズへ。お気に入りの屋上(ビニールシートが上にかかっているから雨の日も大丈夫)に行くと学生たちが賑やかにやっている。これじゃあ落ち着けないな。イライラするよりもあの瑞々しい元気さに感心してしまう。諦めて、2階の狭い喫煙室へ。喫煙者は肩身が狭いですね!

■ラテを飲みながら読書。保坂和志カンバセイション・ピース』。ずっと中断していたのを最近また少しづつ読み進めている。とても密度の濃い文章でいちいち止まって考えてしまう。前も書いたけれど、言っていることはともかく、やっぱりソクラテスとかプラトンを読んでるときの気分に近い。「読む」という行為が贅沢に感じられる。


■新宿へ。タワレコ豊田道倫のアルバムを買いに行く。昨日が発売日。宇多田ヒカルの新しいアルバムと同じ日なんだな。とても意味深。作品が出てすぐに欲しくなるのはもう豊田さんくらいだろうか…。ヘッズからのライブ盤(DVD付き!)『東京の恋人LIVE』とAVメーカーのハマジムが始めたハマジムレコードから初期未発表音源集『グッバイ大阪』(解説は安田謙一!)の2枚が同時発売。ポータブルのCDプレーヤーを持っていったので買ってすぐにライブ盤を再生。どうしてこうも豊田さんの歌を聴くと涙腺が緩むのだろう。特に電車の中で聴くと著しい。

■あと、6000円以上のお買い上げでポイント2倍というキャンペーンにまんまと釣られてムーンライダース『青空百景』も買う。名曲と誉れ高い「物は壊れる、人は死ぬ 三つ数えて、眼をつぶれ」を聴きたくて。


■夜、蕎麦屋で友人とふたり飲む。途中、隣の席に別の友人二人が来てびっくり。思わぬ宴となる。四人で久しぶりにカラオケに行き、バカみたいに歌う。