若冲
■こんなニュースが!http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060504-OHT1T00042.htm
■楽しみだなあ。談春が出演する時に是非とも行きたい。
■あと、岸野雄一のライブDVDが発売されるというニュースもうれしい。
■昨日は皇居に伊藤若冲を観に行く。本当は交通博物館に行こうと思っていたのだが、旧万世橋駅遺構特別公開というイベントがもう終わっていることが発覚し、向かう電車の中で急遽目的地を変更したのだった。でも今わかったのだけれど交通博物館には長谷川利行の「赤い機関車庫」が展示してあるんだよなあ。観たいんだよなあ。
■若冲はすごく良かった。絵はやっぱり実物を観ないと意味がない。ということはよく言われる。それはもっともなことで、それを心底痛感した展示だった。簡単に言えば、色が印刷物で観た印象とはまったく違うのだ。絵を観に行くという行為は「色」と「大きさ」を体感しにいくことなのだ。
■若冲の絵を観ているといつまでも観ていたいという気持ちになる。というか、観る部分が多いのだ。枝の曲がり方、鶏の羽の質感、細かいところに目が行く。ため息が出る。
■展示場の三の丸尚蔵館は狭いので展示数も少ない。でもちょうど良いと思えるほどの密度の濃い絵だった。五期に分けて展示するらしい。今は二期。あと三期、足を運ばなければ。一ヶ月ごとに皇居周辺に来るのも良い。広々としたあの辺から眺める360度ビル群が好きだ。都会の真ん中の穴ぼこ。なんというか、「極」のパワーが感じられる。
■夜は府中でおっさん飲み。野球の話とか競馬の話とか思い出話とか。楽しかった。