お久しぶりです

■さあ、日が空いてしまったのでそろそろ書かなければと思っている。この義務感が煩わしくもあるが、なまけものの私には必要なのだ。別に誰に書けといわれているわけではないがそのような義務感を持つのはWEB上に公開しているからだろう。また、日記を続けるためにここに公開して書いているとも言える。


■さて、何を書こうか。今、雨が強く振っている。今日は一日中降っていた。あしたもそうだろうか。

■今、CDをかけています。先日、水上バスに乗りにいったときの録音です。自分と友人との会話をあらためて聴くのはなんとも歯痒い。ぼくはとてもぶっきらぼうだなと思います。水上バスのモーター音と水しぶきの音が心地良い。この部分をループさせて寝る前に聴きたい。いい夢が見れそうな気がします。


水上バスの音が終わり、そのあとに訪れた神谷バーの賑やかな会話が聴こえてきました。様々な人間の声がします。いろんな会話が方々から聞こえひとつの会話を集中して聴くことは困難です。喧騒。これも心地良い。

■さて、このCD、後半は友人の沖縄での録音が収録してあるらしい。波の音が聞こえます。波に反応してはしゃぐ友人の声も聞こえます。楽しそうだな。


■話は変わって、土曜日は久しぶりにオールナイトのクラブイベントに行った。大学時代(私は二年の夏休みに中退だが)のサークル仲間がドイツのレーベルからレコードを出した記念のパーティー。久しぶりの顔がちらほら。やあやあと挨拶を交わし。フロアでひたすら体を揺らす。疲れたら脇でタバコを吸ったり酒を飲んだり女の子を眺めたり。そうこうしているうちにあっという間に朝が来た。とはいかなくて、やっぱり途中から疲れる。


■お、なにやら女のひとの朗読が聞こえてきました。はっきりした声で正確な発音でおはなしを伝えます。いわゆる朗読のプロのような変な巧さがなくて好感が持てます。途中、「うんうん」と相槌を打つ男のひとの声が聞こえます。男のひとには失礼ですが、かわいらしい声です。なんとそのひとはおじいさんのようです。あまり目が良くないようです。

■そのあとは、今度は子供の声が、遊んでいる声が聞こえます。子供は無邪気で時々怖いことをいうものです。

■これでCDはおしまい。いろんな場所のいろんな音いろんなひとの声がこの一枚の薄っぺらい円盤に入っているというのは何とも不思議ではありませんか!なにをいまさらそんなことを…とお思いでしょうが、そういう当たり前のことを実感として受け止めることとなったとても楽しい時間でした。


■さて、日曜日は朝帰りのわりには早く起きる。とてもいい天気だったからもったいないと思って無理やり起きたのだ。桜舞い散る中をふらふらと歩き、駅前の古本屋で和田芳恵『一葉の日記』福武文庫300円。店員の女の子が、僕の風貌と樋口一葉が結びつかなくて少し驚いた、という表情でおつりを渡してくれた。最近お気に入りの国立駅タリーズ屋上で珈琲とサンド。で、競馬。最初のレースで当て、幸先いいなあと油断してたら結局そのあとずるずると負け続きでマイナス。勝ったら呑みに行こうと思っていたが、やっぱり飲みに行く。段々と麦酒が進む気候になってきました。