とろける

■帰ってきて小腹が空いていたので、チーズトーストでも食べようと食パンにケチャップとマスタードを塗り、とろけるチーズを乗せようと思ったらカビが生えていた。代わりに乗せるものが見つからないので、仕方なくケチャップトーストを食べることとなった。


■ここで気になる言葉がある。「小腹」もそうだが、ここでは置いておくとして、「とろける」である。「とろける」とはなんだろう。いや、そんなことはわかっている。が、これはとても不思議な言葉だ。おそらく、「とろとろ」という擬音語と「溶ける」を合体させた言葉だろう。人はいつから「とろとろ溶ける」を「とろける」に縮めたのか。「とろける」は老人には通じるのか。そもそも、とろけないチーズはあるのか。


■そんな莫迦なことを考えてチーズを食べられない悔しさを紛らわせているのです。


■今日も雨。そして風邪ひき。