小学生

■バイト中、店内に小学生の女の子2人がてくてくとレジの前に歩み寄ってきた。



■初体験。小学生2人からインタヴューを受ける。たぶん、学校の課題かなんかだと思うがこっちから心配したくなるほど適当だった。質問ひとつで終わりだし、答えても携えてきたメモ帳に何も書かないし、反応がほとんどないし。でも挨拶だけはしっかりしてた。おれはどんな小学生だったろう。そんなノスタルジックな気分に侵食された一日。



■今ハルカリのファーストを久々に聴いている。しょっちゅう移動中にセカンドを聴き、慣れている身としては、この初々しさはむず痒く、それ故、とてもいい。ファーストのなかのハルカリの2人に強く感じる初々しさはセカンドではかなり薄れているように感じるが、それはそれでいい。その変化は音楽とはあまり関係のないところにあるかもしれないが、大人になってゆく彼女たちの変化を僕は聴いているのだろうし、聴きたいのだ。そういうフェティッシュな聴き方をさせてくれる音楽は僕にとって今ハルカリだけだ。


■とは云うものの、曲自体も本当にポップミュージックとしていいなあと思う曲ばかりだ。セカンドの8曲目、谷川俊太郎Spanovaによる「芝生」は今年一番よく聴いたかもしれない。