■時々読んでいるブログでブライアンウィルソンの新しいアルバムが出ていたことを知り、無性に欲しくなる。だってブライアンウィルソンのガーシュイン曲集なのだから。勤務前に吉祥寺で途中下車しタワレコへ走る。買う。

■ひさしぶりのタワレコでフリーペーパー「インキシケイト」をひさしぶりに頂戴し、小沼純一による「武満徹とJ-L.GODARD」というテキストをおもしろく読み、ふたりが同年生まれだということ、そしてゴダールの新作映画の予告編にあたるものがネットにアップされていることを知る。

武満徹にしてもゴダールにしても、いま、平然と「知らない」と放言できるような創作家などでは断じて、ない。知らなかったら聴くべきだし観るべきだし、何も感じなかったら、なぜ感じないのか、を考えるべきだ。何も感じないなどということはありえない。自らの心身のなかでおこっていることに気づかないだけだ。その、気づかないことに気づくだけでも、先達のつくってきたものに触れなければ、とわたし自身はおもうのだが…。

■帰ってそのゴダールの新作『Film Socialisme』の「予告編」なるものを見る。海、船、猫、子供、女、スロットマシーン、プール、胸元、ガソリンスタンド、カメラ、車…。早回しで全編を見せているらしい。かっこいいぞゴダール


■いきなりのひさしぶりの更新でした。八月の終わりのことはいづれ…。

■夜は虫の音がよく聞こえる新居での日々。完全に秋の音になっているのだが、まだまだ涼しいというにはほど遠い残暑が猛烈な九月初旬。いつもこの時期に聴く荒井由美の「晩夏」をまだ聴いていない。