2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

nu

■「nu」という雑誌がある。あれは一昨年の夏だったか。第一号、創刊号が出て、ハッとしてグッと来た。出ているメンツが、内容が、とにかくすごい。 ・岸野雄一×宇川直宏/6万字!! 10時間!!! 計80ページ!!!!!!!!!!! ・ムードマン×中原昌也/岸野雄一×宇川直宏…

夏のような日

■電車の冷房は効きすぎだと思う。誰が望んでいるのだあの冷気を。おかげで身体の調子がおかしい。 ■新潮7月号に三島賞の選評と受賞作、古川日出男『LOVE』が載っているので読む。受賞を逃したいしいしんじは周りで評判が良いので気になっている。そのい…

日本春歌考

■深夜DVDで大島渚『日本春歌考』鑑賞。荒木一郎は歌も好きだが演技も好きだ。かっこ良すぎる。学ラン姿が少し窮屈だったが。とても猥褻な映画だった。新橋のピンク映画館のあの湿った感じを思い出す。そして春歌は美しい。いや、春歌を歌う姿は美しいと言…

■いつも被っている帽子を今日は被らなかった。それでも、帽子を取る動作を二度してしまう。空振り。ふわふわと手が踊る。 ■麦酒を飲む量が増える。■土曜日、レンタルしたスピルバーグ『ターミナル』を観る。揚げ足を取ろうと思えばいくらでもできそうだが、…

セキララ

■さあ日記だ。 ■昨夜、夜中に、午前三時くらいか、チーズが乗った鮭のホイル包み焼きを食べたためすぐには眠れず、明るくなってから床についた。それで起きるのが遅くなってしまって午後一時。起きても腹は減っておらず、ボーっとしたまま部屋で過ごす。宮藤…

談志

■昨夜ワールドカップ日本戦の裏番組『情熱大陸』を観た人はどれほどいたのだろう。談志が出演していたのだ。もっとも談志好きの者はワールドカップで盛り上がったりしないのかもしれない。談志本人はもちろんこのワールドカップ熱を茶化している。世間の目が…

酩酊

■休日。12時頃起床。雨がとても強く降っていて、なかなか外に出る気にならない。スープを作って遅い朝ごはんとし、雨が弱くなったところを見計らって出掛ける。国立ブックでお買い物。澤田隆治『決定版 私説コメディアン史』ちくま文庫、町田康『きれぎれ』…

庶民ですね〜

■大鶴義丹が前と後ろ両方にカゴが付いたとても庶民的な自転車に乗っているところを目撃。 ■荻窪ブックで『東京人』91年6月号を買う。「東京」解読ブックガイドという特集が気になって。種村季弘と日影丈吉の対談など読む。

メイル

■メイルを送ったことがない人に、メイルを送ってみる。 ■「メール」じゃなくて「メイル」と書くのは僕のこだわりだ。 ■安田謙一『ピントがボケる音』国書刊行会を久しぶりに開く。SHAGGSを聴きたくなるが持っていないんだった。それにしてもこの本良いです。…

今度はブルー

■昨日は春競馬、東京開催が最終日ということで、雨の中、府中競馬場へ。靄がかかった競馬場は美しかった。最後のレースで当てて何とか持ち直す。結果少々のプラス。当分馬の走る姿を目の当たりにできないのは寂しいな。ま、馬券買いに行くけど。 ■携帯を新調…

ちょっと書く

■一青窈が福田和也のゼミ出身だということを知る。■先日荻窪ブックで買った野坂昭如『日本土人の思想』中公文庫をパラパラとやってみたら、あれれ、なんだかおかしいぞ。中身が違っていた。同じ中公文庫だが林屋辰三郎・加藤秀俊・梅棹忠夫・多田道太郎著の…

ただいま

■三日間家を空けていた。人生のひとつの山場だったであろう一日を過ごし、そのあと家に帰らず余韻に浸っていた。とても緊張したが、なんとかなったので一安心。 ■昨夜、キリンのハートランドを飲んだ。ラベルの張っていないエメラルドグリーンの瓶が好きだ。…

ブロークン・フラワーズ

■昨日は六月一日映画の日。吉祥寺バウスシアターへ。遅くなると混むだろうからと14時45分の上映に珈琲を手に駆けつける。ジャームッシュの新作『ブロークン・フラワーズ』を観た。前作『コーヒー&シガレッツ』で、コーヒーショップの店員に扮する俳優ビル・…