2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

お誘い

■西荻O館に行くも何も買わずに出ていとうへ行く。まあここはあまり期待もせずに今日は収穫なしかととぼとぼ店内を廻っていたら細野晴臣『地平線の階段』を発見。これめずらしいんじゃないかな。表紙の細野氏がかっこよし。黒のタートルネック。実存主義ルッ…

中公文庫

■休日なのに、なぜか眠いところを無理して起床。このところ眠い。布団の中が気持ちよい季節になった。 ■吉祥寺へ。電車の中で読んでいた川上弘美の『溺レる』が中途半端なところで着いてしまったので、井の頭公園に赴きベンチに座り、最後まで読む。独特の箱…

本読み

■本を読むことの歓びといったら、それは、読んでいる最中の自分の心の動きに他ならない。読後にあれこれと思いを巡らし、ここに感想をしたためることではない。読んでいる最中、読んでいる時間そのものに歓びを感じる。読んだ結果何を得たか、そんなことは二…

長袖

■夜になると涼しい。長袖のシャツを羽織る。 ■知り合いの方がバイト先に来て軽く挨拶。 ■風呂で保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』を読んでいたら出会ったこんな一節。 「面白い小説」のほめ言葉として、よく「一気に読んだ」というのがあるけ…

強風による目覚め

■風が強い休日。洗濯物を飛ばされないかと不安に思いながら干す。 ■レトルトカレーにゆで卵とソーセージを添えて食べ立川へ。風上に向かって自転車をこぎこぎ場外馬券売り場へ。最初のレースでどんぴしゃ当てて早いうちに去る。プラス4桁。最近調子良い。■…

■風邪は落ち着いた。吉と出たらしい。 ■終日雨が降っていた。中途半端にだらだらと降る雨で、今日一日、気分もそんな感じであった。 ■帰り道、線路の工事で国立まで電車が届かず、臨時のバスに詰め込まれて帰った。バスにはめったに乗らないので気分は高揚し…

風邪だ

■昨日は倒れていた。 ■目覚めるとだるく頭が痛く起きていることが苦痛で再び床に着いて夕方まで眠っていた。ここ最近なんとなく体調が悪く誤魔化してやっていたから、ついに来たかと思った。夕方になって頭痛は治まり、せっかくの休日なのだから出掛けようと…

ねむい

■バイト前に駅前のM書房で保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』を拾う。中身はいわゆる入門書のように「あーしろこーしろ」云っているわけではなく、保坂氏の小説世界の延長上にある「小説論」としてひびく。 ■荻窪ブックで柄谷行人『マルクスそ…

もうひとつの季節

■夕方雨に打たれ、体が冷えたので夕飯に豚汁を食べる。毎食何か温かい汁物(スープ)を食べたいと思っているのだがなかなかそううまくもいかないものである。温かい汁物が美味しい気候になってきた。 ■今日は猫に出会えず。「にゃあ」も聞こえず。が、保坂和…

消しゴム

■体調はすっかり良くなった。 ■夜、外から「にゃあ」と一声。あわててしかしそっとベランダに出て姿を探すも見当たらず。「ツュッ、ツュッ」と舌を鳴らす。暗闇のなか一瞬白いのが歩いているような気がした。それからずっと外の物音を気にしながら本を読んだ…

風邪か?

■朝起きてさっそくベランダに出て昨日出会った子猫たちの姿を拝もうと思ったけれど、やはりいなかった。つぎはいつ会えるのだろう。 ■昨夜寝る前に咳が出るようになってこりゃいかんなと思い暖かい格好をして布団に入ったのだが、どうやらやっぱりそれは風邪…

■バイトから帰宅しビールを飲みながら保坂和志『猫に時間流れる』を読み終えたところだ。つまみはソーセージ。 ■少し前まで保坂和志というと「猫好きの小説家」という見方をしていて、読む気が起きなかった。それは僕が特別猫が好きじゃないから、ではなくて…

きのうからきょうへ

■昨日は昼に起き、蕎麦を食べ、また眠り、サンダルをつっかけて近所を散歩し、本屋を冷やかしたりして、最後は大好きな飲み屋で締めくくった一日。休日。 ■生ビールを二杯、泡盛を二杯、最後に瓶ビール。という流れ。ニチニチといういうお店。通りに面してい…

コラージュ

■終日腹痛に悩まされる。じりじりした痛み。胃ではなく腸の調子が悪いらしい。 ■夜、酒を飲んでいるうちにいつの間にか痛みが治まった。が、そんな体でいいのかと自問自答の午前3時。 ■故人である祖父がわたしに毎年誕生日にくれるお小遣いを入れた手製の封…

ハッピネス

■後方から湯が浴槽を埋めていくジャブジャブという音が聴こえる。と、書くほどに普段は気に留めない音が今夜は良く聴こえる。■さっき久しぶりにヘッドフォンをしてじっくり音楽を聴いたためであろうか。開け放した窓の外からも様々な音が聴こえる。■グラウン…

メモ

■小島信夫『殉教/微笑』読了。一編一編肩透かしを食らいながら読み進めた。度々現われる狂気がそのまま「狂気」として描かれずにユーモアを感じさせるところが「肩透かし」と評する所以である。戦争中の兵隊に関する短編がいくつかあるが、どれも「戦争」そ…

本日の報告

■友人から大怪我をしたとの報。電話で声を聞き少し安心。 ■久しぶりに立川ウィンズへ馬券を買いに行く。メインレース当てる。数千円プラス。また書物で消えていくのだろう。 ■雨、昼過ぎより降り洗濯物全滅。今夜の寝巻きが乾かぬ。 ■傘を持たずに出掛けたた…

メモ

■ケータイのカレンダーを眺めていたら、衝動的にどんどんページを進めていた。2015年くらいのところでゾッとして畳む。一体どこまであるのだろうか。途方もない日付を目にするのも嫌だし、突然果てにたどり着いてしまうのが恐かったのだ。 ■久しぶり天麩羅蕎…

酔っ払い

■バイト後、友人のバンドのライブに駆けつけ最後の一曲を観て打ち上げに参加。いつもの人、久しぶりの人、初対面の人、総勢四十名以上の人々の中に埋もれ楽しむ。愉快な夜。 ■すでに終電のない人々の冷ややかな視線を感じつつ、中央線の終電で帰宅。 ■酔っ払…

洗濯と古本

■何日か雨が続き、久しぶりに晴れた日が休日だとやることは決まっている。先ずは洗濯だ。たまりにたまった洗濯物を一気に干す気分は空同様晴れやかである。それにしても多くてハンガーや洗濯ばさみが足りなくなりベランダで試行錯誤。陽がじりじりと照り付け…

■昨夜先日観た『宇宙戦争』の影響でスピルバーグつながりということで『A.I』を観た。この2作に共通するのは徹底して主人公が追い詰められるところだ。そしてどちらも僕には晴れやかなラストとは感じられなかった。 ■だからと言って面白くなかったかとい…

■雨がさんざ降っている。止む気配はなし。こういう日は家でじっと読書に勤しんでいたいのですが出勤。勤務地である西荻は昨夜局地的な大雨が降り床上床下浸水が多数起こったと今朝のニュースで映像を伴って報道していたのでどうなっているのか気になっていた…

ビール工場

■二十年ほど前の松尾貴史の映像が流れて驚いた。声を張り「あっこにおまかせ〜!」と叫ぶ姿そしてその服装は強烈で今の姿からは想像できないほどだった。■で、その松尾貴史に似ているところの韓国人であるペ様は徹子さんとお話していて、徹子さんのはしゃぎ…

湿疹、その後

■一晩寝たら湿疹はすっかり落ち着いた。昨晩の自分がまるで夢のようだ。 ■今夜は冷奴と茄子のチーズ焼きとチップスターを摘みながら晩酌。もったいなくて途中で読み進めるのを止めていた坪内祐三『古くさいぞ私は』を最後まで読んでしまう。氏の文章は平易だ…

かゆい

■そういえば記し忘れがあった。一昨日だったか荻窪ブックで武田百合子『日々雑記』、宮沢章夫『サーチエンジン・システムクラッシュ』を購入した。 ■夕方、なんか体が痒いなと思ってぽりぽり掻いていた。風呂に入るのに裸になって体を見ると足と腕を中心に多…

宇宙戦争

■休日。映画の日ということでスピルバーグの『宇宙戦争』を観に行く。 ■歩いて立川のシネマシティーへ。これがいわゆるシネコンというものなのだろうか。どこか遊園地を思わせる受付でこれからなにかアトラクションが待っているかのような気分になる。■スク…