2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

天気予報

■気が付けば、僕は、天候のことばかり気にしている。朝起きれば天気予報、夜には天気予報のメイルが届き、眠る前に天気予報。僕は農業を営んでいるわけでもないし、漁師でもないし、ましてや遠足前日の小学生でもない。雨の予報だとがっかりし、実際降るとま…

保存

■今、雨が勢いよく降っている。少しは涼しくなるだろうか。■行き帰り、久しぶりにDCPRGを聴いたら汗がどっと出た。ライブ盤。ステージ上の兵達を一人一人思い出して聴いた。ベースの栗原さんのリズムをとる首の動きが頭から離れない。 ■友人から「保存」とだ…

鳥の本

■ホームレスのおじさんが店に現われ、鳥の本はあるか、と云う。聞けば、親鳥とはぐれたメジロがなついていて世話をしているのだと少し照れくさそうに云った。 ■沖縄に滞在中の友人から2枚目の葉書が届いた。うれしい。レタスチャーハンを食べてビールを飲み…

豊田さんと岸野さん

■外から陽気な歌声。午前1時半。暑さのせいか。■昨夜は6時過ぎにやっと就寝するも、暑くて眠れずすぐに起きてしまった。早く床につく習慣をつけなければと思うけれど、0時を回ったあたりからが僕の本番なので始末が悪い。■今日は休日。頭を丸めて毎週日曜…

汗かく夜

■エアコンのリモコンを部屋の隅に放り投げて、できたて熱々のレタスチャーハンをかきこみ、汗がにじむ。水分を補給するようにごくりごくりとビール。■梅雨はどこに行ってしまったんだろう。じめじめとした雨の日が続くのは気が滅入るが、雨がこのまま降らな…

タモリ

■このページのデザインを変えた。サバンナである。 ■ぼんやりしていたらタモリ倶楽部が始まっていて残念無念。「さかな対抗旨い皮選手権」。僕は鯖の皮は大好きだけれど鮭の皮が苦手。■そういえば昨日タモリの幻の名盤を聴いた。あの「ハナモゲラ語」が披露…

ざくろの色

■旅行中の友人から手紙。石垣島に向かう船の中からだった。実に嬉しく、青い海に想いを馳せる。■マイルス授業。『ON THE CORNER』の魔法の秘密を解き明かす。■夜、キャベツたっぷりのお好み焼きをひっくり返したり。■セルゲイ・パラジャーノフ『ざくろの色』…

祐天寺

■ひょんなことから祐天寺に行く。初めて降り立つ町。どこかわくわくする。駅周辺を歩いていると、テレビによく紹介されている機関車がカレーを運んでくる店を発見。車掌の格好をしている主人がいるあの店だ。中には入らなかったが外観に見惚れて、少しの間、…

所在ない一日

■小山清の短編を読んでゐる。「僕の一日なんておよそ所在ないものである」と語る『落穂拾い』は「とるに足らない」日常を綴つた淡い小品である。ひとつひとつの文章に無駄が無く、朗読したくなるほど美しい。なんでもない日常を受け入れる気分を忘れるなと説…

■今、掃除を終えた。帰宅後急に掃除欲がムクムクと湧き上がり、部屋のいたる所に山積みにされた本を片付けてパソコンの位置を変えたりした。■パンツ一丁でやった。今夜は暑いよ。■夜中に突発的に掃除をすることが多い。■こんな本があったのかと新たな発見が…

コーヒー&シガレッツ

■昼、モスで食事してバウスシアターへ。ジム・ジャームッシュ『コーヒー&シガレッツ』を観る。全世界で盛り上がっている禁煙(嫌煙)志向に対抗する映画だと思っていたけれど全然違った。基本的には2人(もしくは3人)の会話で成り立っていて、「小噺」と…

始皇帝死

■思考停止。 ■深沢七郎『千秋楽』読了。 ストリップの間を繋ぐ芸人たちの楽屋での出来事を描いた長編。あっけなさがなんとも心地良いのです。■ティム・バートン『ビッグ・フィッシュ』鑑賞。 夢のような話をする男の夢のような話は夢のようで眩しくて僕は細…

山下清

■『深沢七郎の滅亡対談』所収の、あの「裸の大将」シリーズ(懐かしい!)でおなじみの画家・山下清との対談を読む。山下氏の口調はあのドラマそのままの感じで、芦屋雁之助演ずる山下画伯の独特の台詞回しが蘇える。たどたどしくも無意識に核心を突いてくる…

休日

■サンドイッチをかじって授業へ。1965〜70年のマイルスについて。 雨のせいかぼんやり。途中、うつらうつら船を漕ぐ。 アコースティックからハーフエレクトリックへ。作品を出すごとに、グラデーションのように作品が変化していく様はすこぶる刺激的だ。同時…

■雨が降り続いた一日。 ■そんな日にバイト先で買った本は小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』。坪内祐三氏の本で日本のミニマリスト作家のひとりとして紹介されていて気になっていた。 僕はいま武蔵野市の片隅に住んでゐる。僕の一日なんておよそ所在ないも…

指きり

■朝、早起き。と言っても9時だけれど。溜まってしまった燃えるゴミを出すため。いつでもゴミが出せるところに住んでる人が羨ましい。■せっかくバイトまで時間があることだし、日曜日にフライングしてしまって準備中だった新宿の古本祭りへ。平日の午前中だ…

■自転車を走らせていると、目、鼻、口に小さな虫が侵入。ハンドル捌きを誤る。 暖かくなって、虫が目を覚ましだした。そんなことでも季節の変わり目をを感じる。■群れて飛んでるあの小さい虫を見ると夏の校庭が思い出される。上を見上げると虫がうじゃうじゃ…

井の頭公園

■休日。昨夜はなかなか眠れず、朝方明るくなってきて、陽が出ていたのでこのまま起きていようかと思案したけれどゴロゴロしていたらいつの間にか就寝。目を覚ますと昼で、ものすごく暑くてガバッと起き上がり、ザッと窓を開ける。予報通り洗濯日和。張り切っ…

つげ

■11時、目覚ましで起きる。バイトに出かけるまで1時間。土曜は談志の番組を観ながらあれこれするのだが、おかしい、やってない。まあこんな日もあるんだろうと気を取り直して朝食と珈琲を準備する。出掛けるまであと何分あるだろうかと壁の時計を見上げ吃…

昨日と今日のこと

■昨日は休日で、これからどこに行こうかと迷いながら駅まで歩き、思い立って日本橋に行った。オフィス街にひっそりと佇む小さな画廊、ベイスギャラリーで「On paper 大竹伸朗展」が開催されている。憧れの(と言ってしまおう)大竹氏の作品を目の当たりにす…

もうじき夏

■昼間、テレビをぼんやり眺めていると何かの映画の記者会見の映像。オダギリジョーと柴咲コウが写っている、その隣に舞踏家の田中泯さん。出演するらしい。■一昨年だったか、いや、そのもう一つ前だったか、夏に山梨の白州という何もない(何かがある)とこ…

冷房

■つむじを触る。ふたつある。 ツムジガフタツフシギ。 ■外から新聞配達のバイクの音。これが聴こえると、寝なくては、と焦りだす。あまり良い気分じゃあない。一日の終わりを強制的に告げられているようで。■電車で冷房が効き始めました。冷たい風が強く体に…

笛吹川

■昨夜はたくさん飲んだあと、ねっころがって本を読んでいたらいつの間にか夢の中で、日記を書くことができなかった。■昨日は休日で久しぶりに家に篭って部屋の片付けをしようかと目論んでいたんです。 でもやっぱり天気もいいし出かけてしまったのです。 ど…

■雨に濡れた。 バイトの休憩の時間に、夕飯を買いに外に出ると小降りだった雨が本格的に激しく降り始め、傘は持っていたけれど、ズボンの膝下、靴の中までずぶ濡れで、ため息。 休憩室で冷たいズボンと靴下を脱いでパンツ一丁でソワソワしながら食事。■靴が…

■バイト後、Xちゃんと西荻の焼き鳥屋・戎にて飲む。 特に実のある話をするわけではないが、時々、バイト後におち合って、いつもだらだらと飲んでいる。 ビールを二杯、日本酒を三杯。鰹のたたきが旨かったな。 この店はとにかく店員が良い。動きが良くてハ…

小津

■東大で授業。情熱大陸のカメラが回っていた。カメラがこちらのほうを向くと少し真面目な顔つきに。 ■吉祥寺で某有名ピザ屋へ初めて行く。ガラガラの店内。奥では大学に入ったばかりという風情の男女大勢が大騒ぎでパーティー。なんとか選んだ大して特徴のな…

陽炎座

■今日は暑い日だった。夏のようであった。 夏に想いを馳せると、ビールをたっぷり飲みたいとそんなことばかり考える。■夏気分でトマトとチーズのマリネをつまみつつ、先日の日記で深沢七郎『みちのくの人形たち』を読んだ際気になった鈴木清順『陽炎座』を改…